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J系

J系エンジンはH系V6エンジンと平行開発されたエンジンである。生産設備と要素部品の最大限の共通化が図られたため、アルミブロック+鋳鉄スリーブ構造や動弁系のチェーン駆動などH系との共通点が多いが、4気筒エンジンなのでV6よりコスト的に有利であった。JA型の量産から10数年後には改良を加えてJB型へと進化させた。

J18A

(カルタス・クレセントワゴン)

1996年2月に発売されたカルタス・クレセントワゴンのGTグレードに初めて搭載された。

エンジン型式 J18A
エンジン種類 水冷 4サイクル 直列4気筒
弁機構 DOHC 16バルブ
内径(mm)×行程(mm) 84.0×83.0
総排気量(cc) 1,839
搭載車一覧  []
機種名 発売年 搭載期間
カルタス・クレセントワゴン 1996 1996年2月 1998年5月
カルタスワゴン 1998 1998年5月 2002年8月

J20A

(初代エスクード)

1996年10月発売のエスクードのマイナーチェンジ車に初めて搭載された。ロングストロークタイプで、トルクとパワーのバランスのとれたエンジン。

エンジン型式 J20A
エンジン種類 水冷 4サイクル 直列4気筒
弁機構 DOHC 16バルブ
内径(mm)×行程(mm) 84.0×90.0
総排気量(cc) 1,995
搭載車一覧  []
機種名 発売年 搭載期間
エスクード (初代) 1988 1996年10月 1997年11月
エスクード (2代目) 1997 1997年11月 2005年5月
エスクード (3代目) 2005 2005年5月 2008年6月
SX4 2006 2006年7月 2009年5月

J24B

(キザシ)

エンジンブロックの高剛性化やサイレントチェーンの採用、ピストンの振動を抑えるバランサーシャフトの採用等によりエンジンの静粛性を高めた。またエンジンの吸気効率を高めるインテークコントロールバルブを初採用した。

エンジン型式 J24B
エンジン種類 水冷 4サイクル 直列4気筒
弁機構 DOHC 16バルブ
内径(mm)×行程(mm) 92.0×90.0
総排気量(cc) 2,393
搭載車一覧  []
機種名 発売年 搭載期間
エスクード (3代目) 2005 2008年6月 2017年4月
キザシ 2009 2009年10月 2015年12月

エンジン搭載時期の早い順に並べ、最初の機種を太字で示した。車種系統が複数ある場合は各系統内で搭載時期の早い順に並べ、最初の機種を太字で示した。