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エンジン紹介

スズキの四輪エンジンは、1955年10月発売の軽自動車スズライトシリーズに直列2気筒360cc 2サイクルエンジンとして搭載されたのが始まりである。その後2サイクルエンジンは3気筒化され、排気量を拡大し、更に2サイクルエンジンでは不可能といわれた1978年の排出ガス規制を「2段ハニカム触媒方式」によりクリアした。
しかしこの2サイクルエンジンは、環境性能・燃費性能に勝る4サイクルエンジンに主力エンジンとしての地位を譲る。

4サイクルエンジンの開発は、1977年10月発売のジムニー用に開発された4気筒800ccエンジンがスタートである。その後は、仕向地の要望、規制に対応しながら、V型6気筒3200ccまでそのラインアップを拡大していった。

当社のエンジン開発にあたって最重要課題となったのが、地球温暖化を防止するためのCO2排出量の削減であり、有害物質の排出低減、燃料消費の低減、リサイクルへの促進であった。さらに世界中のお客様にレベルの高い運動性能や快適性、品質、コストパフォーマンスなどに優れた商品を提供し続ける必要もあった。 このような環境下で当社は、優れた出力性能により、スポーティさを維持しながら、燃費と排出ガス性能に優れ、グローバルな生産が可能なエンジンを開発してきた。それに伴って可変機構や燃焼技術、材料などのさまざまな技術開発にも取り組み、小型化、軽量化、高信頼性を図るための基礎的な技術の確立にも努めた。

軽自動車エンジン

2サイクル      
系統 発売時期 エンジン型式
スズライト系 1955年10月 L
1959年7月 T
FB系 1961年10月 FB
1963年4月 FE
1972年3月 L50
L系 1967年5月 LC10
1971年5月 LC10W
1976年5月 LJ50
T系 1976年6月 T4A
1977年10月 T5A
1979年5月 T5B
4サイクル      
系統 発売時期 エンジン型式
F系 1979年5月 F5A
1988年1月 F5B
1990年3月 F6A
1990年7月 F6B
KA系 1994年11月 K6A
R系 2011年1月 R06A
2020年1月 R06D

登録車エンジン

2サイクル      
系統 発売時期 エンジン型式
C系 1965年8月 C10
4サイクル      
系統 発売時期 エンジン型式
F系 1977年10月 F8A
1982年8月 F10A
G系 1983年10月 G10
1984年11月 G13A
1986年6月 G13B
1988年5月 G16A
1991年7月 G15A
M系 2000年2月 M13A
2001年1月 M15A
2003年1月 M18A
2005年9月 M16A
KA系 1997年2月 K10A
KB/KC系 2007年5月 K12B
2015年8月 K12C
2016年3月 K10C
2017年7月 K14C
2018年7月 K15B
J系 1996年2月 J18A
1996年10月 J20A
2008年6月 J24B
H系 1994年12月 H20A
1996年10月 H25A
2000年12月 H27A
N系 2008年6月 N32A