2015年4月2日
リコール届出番号 3535
スカイウェイブシリーズのリコールについて
スズキ株式会社は、スカイウェイブシリーズについて、下記のリコールを国土交通省に届け出いたしました。
ご愛用の皆さまには、大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。
対象となるお客様には、お知らせのダイレクトメール、またはスズキ販売店等からご案内させていただきますが、お早めに最寄りのスズキ車販売店へご連絡いただき、修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。
リコール詳細
リコール開始日 | 平成27年4月3日 |
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不具合の内容 | 整流器において、パワーモジュール(電力用複合素子)製造時の吸湿管理が不適切なため、長時間のアイドリング後にエンジンを高回転で持続した場合、冷却フィン付きケースとパワーモジュールの接着が剥がれ、パワーモジュール内部の整流素子の温度が、耐熱温度以上に上昇し、発電電流の制御ができなくなるものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、バッテリが充電不足となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止して再始動できなくなるおそれがあります。 |
改善の内容 | 全車両、整流器を対策品と交換します。 |
対象車両
車 名 |
型式 | 通称名 | 販売名 | リコール対象車の車台番号 (シリアル番号)の範囲及び製作期間 |
リコール 対象車の台数 |
備 考 |
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ス ズ キ |
BA-CJ44A | スカイ ウェイブ |
スカイウェイブ250 スカイウェイブ250タイプS |
CJ44A-108537~CJ44A-110936 平成19年2月19日~平成19年8月31日 |
2,340 | |
JBK-CJ45A | スカイウェイブ250タイプM | CJ45A-100043~CJ45A-108832 平成19年2月14日~平成24年2月29日 |
8,757 | |||
JBK-CJ46A | スカイウェイブ250リミテッド スカイウェイブ250タイプS スカイウェイブ250 スカイウェイブ250SS スカイウェイブ250タイプSベーシック |
CJ46A-100020~CJ46A-114529 平成19年8月25日~平成24年2月29日 |
14,377 | |||
BC-CK44A | スカイウェイブ400 スカイウェイブ400タイプS スカイウェイブ400リミテッド |
CK44A-101846~CK44A-103517 平成19年7月16日~平成20年9月10日 |
1,568 | |||
EBL-CK45A | スカイウェイブ400タイプS ABS スカイウェイブ400リミテッド ABS |
CK45A-100026~CK45A-100983 平成21年4月2日~平成24年1月28日 |
879 | |||
(計5型式) | (計1車種) | (製作期間の全体の範囲) 平成19年2月14日~平成24年2月29日 |
(計27,921台) |
(備考)本届出は、平成23年2月17日付け、届出番号「2708」にてリコール届出を行ったものと同様の不具合ですが、スカイウェイブの対象範囲外の車両およびリコールの交換部品において、同種不具合が発生したことから、対象範囲を拡大し、再度、リコールを実施するものです。
改善箇所説明図


整流器において、パワーモジュール(電力用複合素子)製造時の吸湿管理が不適切なため、長時間のアイドリング後にエンジンを高回転で持続した場合、冷却フィン付きケースとパワーモジュールの接着が剥がれ、パワーモジュール内部の整流素子の温度が、耐熱温度以上に上昇し、発電電流の制御ができなくなるものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、バッテリが充電不足となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止して再始動できなくなるおそれがあります。

改善内容
全車両、整流器を対策品と交換します。
注: | ![]() |
は交換部品を示します。 |
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識別: | 左側フロントパネルボックス内に赤色のシールを貼付します。 |
ご注意
対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がありますので、詳しくは最寄りの販売店にお問い合わせください。
対象車の製作期間は、ご購入の時期とは異なります。