磨いたのは総合性能。パワーと走りのクオリティをバランスさせることによって真の意味の
4WDドライビングが実現できる。荒野だけに生きるのではない。本格オフローダーの力を備えながら、
誕生以来新しいSUVのカタチを提案してきたエスクードならではの考え方がここにある。
4WDとしての移動の自由を保証する十分なポテンシャルが、エスクードにはあります。その心臓部であるJ24B型エンジンは、胸すく加速が味わえるエンジンとして開発されました。そこでは、エンジンの軽量化やフリクションロスを低減する技術をはじめ、エンジンの吸気効率を高めるインテークコントロールバルブなどが貢献しています。これらのシステムによって加速ゾーンのトルクを向上させ、伸びやかなパワーフィールを味わうことができます。そして、騒音・振動対策。エンジンブロックの高剛性化やサイレントチェーンの採用、ピストンの振動を抑えるオイルポンプ一体型バランサーシャフト等の採用により、静粛性を高めています。また、ガソリンと空気の混合を促進してCOやHCの排出量を抑えるタンブルコントロールバルブなどにより、環境への配慮も怠りありません。4WD本来のダイナミックなドライブをもっと楽しくする。エスクードはそれを見事にカタチにしたのです。
2.4L J24B DOHC 16VALVE VVT
| 最高出力(ネット) | 122kW<166PS>/6,000rpm |
|---|---|
| 最大トルク(ネット) | 225N・m<22.9kg・m>/4,000rpm |
| 燃料消費率 10・15モード走行(国土交通省審査値) |
11.0km/L(5MT車)※ |
| 10.6km/L(4AT車)※ | |
| < >内は、旧単位での参考値です。 ※燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。 |
|
| エンジン | 駆動方式 | トランス ミッション |
平成17年 排出ガス基準 |
平成22年度 燃費基準 |
|---|---|---|---|---|
| 2.4L | 4WD | 5MT | ![]() |
![]() |
| 4AT | ![]() |
本格4WD車のセオリー通り、エスクードのパッケージングは、エンジン縦置きFR(フロントエンジン、リヤドライブ)ベースのレイアウトを採用。前後輪にかかるクルマの重量バランスをほぼ50:50に配分しました。また、このFRレイアウトは、前輪の位置をフロント側にもっていけるので、エンジン、ミッションなどの重量物をホイールベース内に収めることができるという大きなメリットを生みます。それによりシャープなハンドリングを可能としました。大地を力強く駆け回るSUV本来の基本性能はこうして生まれました。そこからしなやかな脚、堅固なボディー、逞しい心臓部がデザインされ、エスクードの総合性能が完成されていったのです。

本格4WDに求められる、タフなオフロード性能、ハイウェイやワインディングを意のままに駆けるオンロード性能、そして乗る人が快適にくつろげる上質な乗り心地。この3つのテーマを高次元で融合させるためにエスクードのボディーは開発されました。一体構造の変形しにくいモノコックボディーに頑丈なラダーフレームを溶接、一体化した「ビルトインラダーフレーム構造」を採用。双方の長所を最大限に生かしさまざまな状況での走行に備えています。主要な骨格部分は、すべて軽くて強度の高い高張力鋼板を使用。ねじり剛性、曲げ剛性ともに高いレベルで頑丈さを維持しています。また一方で、アルミダイキャスト製リヤデフケースの採用など各部の軽量化も徹底しています。

脚回りのトータルな性能を生かすために4輪独立懸架のサスペンションをフロントとリヤに採用。オンロードの高速安定性とオフロードの走破性を両立しました。また、めまぐるしく路面状況が変化するタフな走りにはしっかり減速するためのブレーキが必須。オフロードでは連続してブレーキングするケースがよくあります。それゆえにエスクードの脚には4輪すべてに、高い放熱効果でフェードしにくく高い制動力を発揮する、ベンチレーテッドディスクブレーキを採用しました。また、ペダルストロークを短かくして、ブレーキフィーリングを向上させています。


走り出せばそこがエスクードの道になる。オフローダーの本流ともいうべき
センターデフ式フルタイム4WDシステムに加え、ESP(R)(車両走行安定補助システム)を装備※1。
そのポテンシャルがもたらすものは、遥かなる冒険への無限の衝動にほかならない。
※1 SRSカーテンエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグとセットで4AT車にメーカーオプション設定。

その洗練されたスタイリングからは想像できないほどの本格4WDの走りのセオリー。エスクードはセンターデフ式フルタイム4WDシステムを採用しています。多くの本格4WDに採用されているこのシステムは、前後輪へのトルク配分を電子制御によらずセンターデフを使って行ないます。センターデフで前後輪の回転差を調整し、急旋回した時にブレーキがかかったような状態になる「タイトコーナーブレーキング現象」を解消します。一方で駆動輪の一つが空転した場合、かえってこのデフによる差動が逆効果になり空転していない車輪の駆動力が失われます。そこでエスクードにおいては、ESP(R)やカム式LSD※2によりデフの働きを制限、一輪が滑っても他の車輪が駆動力を維持します。さらには、タフなオフロード走行には欠かせないメカニズムである直結ハイモード、ローモードギヤを採用。いざという時には高い走破力を発揮します。こうしたさまざまなシチュエーションにおける戦闘力の高さ。それが本格4WDと呼ばれる理由なのです。
- ※2 ESP(R)非装着車に装備
LSD=Limited Slip Differential 駆動輪の一方が空転した場合、状況に応じてデフの働きを制限し、空転していない車輪に駆動力を確保します。 - *ESPはDaimler AGの登録商標です。
走行状況に応じてドライバーが自分の意志で走行モードを4つの中から選び、ワンタッチで切り替えるシステムです。操作方法は、センターコンソールにあるダイヤルを回すだけ。その扱いやすさは、悪路に臨むドライバーのストレスを少なからず和らげる効果があります。予想せずに出現した急な坂道など、いざという時でもダイヤル操作のみで困難を克服してくれる。そのスマートさもまた、エスクードの走りの才能のひとつなのです。
| (1) 4H/通常走行モード | フルタイム4WDならではの、スムーズで安定した走りを実現します。 |
|---|---|
| (2) 4H LOCK/直結ハイモード | 4Hでは十分な駆動力が得られないような悪路を走行するときのモードです。 |
| (3) 4L LOCK/直結ローモード | 起伏のある悪路など、特に大きな駆動力を必要とするときのモードです。 |
| (4) N/ニュートラルモード | 被牽引時にセレクトします。 |
ステアリング右側に設けられたメインスイッチ(ON/OFF)とコマンドスイッチ(CANCEL、SET/COAST、RES/ACC)で簡単に巡行速度を設定できます。クルーズコントロールシステムの作動/停止、定速走行の制御/解除は、メーターパネル内の表示で確認。高速道路などでの快適なクルージングを演出します(約45~約100km/hで設定可能)。





