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修理の分析…予防整備とは
一昨日、工場の温度計は今年初の三十度超えて32度までなりました。あっちぇ~(;^ω^)。整備士のつなぎって、どんなイメージで見られているんだろう・・・。カッコイイと思うんだけどな~♪汚れても大丈夫だし、いっぱいポケットあるから何気に色んなもの入るから手ブラだし・・・。
あっうんこするときだけはお釣りに気を付けてますwww。ゲリラ豪雨の時には、腹筋の緊張と時間との戦いですwww。
さてと、先日、仕事が終わってから、原信へ買い物をして、帰る出来事です。
マイカーに戻ろうと駐車場を歩いてたら、おばあちゃんに声を掛けられました。
おばあちゃん「アノ~ちょっとすみません」
S「はあ、どうされました?」
おばあちゃん「エンジンがかかってるからカギを抜いて欲しいんだけど」
S「ふぉっぇ?おばあちゃん、自分の車でしょ?カギ閉じ込めたの?」
おばあちゃん・・・アポーン・・・「カギ、抜いて欲しいの・・・」
S・・・アポーンwww・・・「えっ、カギないの?でもエンジン掛かってるよ」
おばあちゃん・・・アポーンwww「カギ・・・」
そこで日頃空気を読めない自分が空気を読んで、
S「ドア、開けていいの?開けるよ」って普通に
ガチャ「あ、開いたww」しかもスタートスイッチwww。
S「おばあちゃん、このボタンを押せばエンジン切れるよ。押してみて」
おばあちゃん、ポチっとな。エンジン停止・・・。
夕方にたたずむ2人・・・。って隣の車はオイラの車だってwww。
タイムセールスで、お買い得だったパンをほおばる車内の視線の先はおばあちゃんwww。
おばあちゃんもこっち観てるしwww。シュールな時間を過ごせました。ツナギってなんでしょうね~。
さて、整備には大まかに三つに分けられるとお伝えしました第二弾
故障整備、予防整備、回復整備
の予防整備について分析したいと思います。
大きな故障を未然に防ぐ。これが予防整備です。(prevention)
予防整備は目で見てわかることが多いです。何故なら前兆があるからです。特に今の車は本当に故障が少なくなって、足回りの整備が主な整備になりつつあります。
エンジンオイルの汚れ➡エンジン焼き付き防止 ドライブシャフトブーツの亀裂➡ブーツ内部のベアリング破損防止 ブレーキパッドの残溝が4mm未満➡ブレーキローター破損防止 バッテリー液レベル低下➡内部極版性能劣化 タイヤの溝の減り、ヒビ、亀裂➡走行中、バースト
まだ、まだたくさんございますが、ここにも共通の事柄がございます。それは、「未来がわかる」ということです。将来壊れる予測が出来、今修理をすれば、大きな故障を防ぐことが出来ます。これすべて情報です。情報を取りこぼしなく、お客様へ伝えることが現在の整備の主流になっております。
これはどういう事かと申しますと、整備士のフィルターだけ通して判断するのはもう古い…というか通用しなくなってきている事実がある。ということです。ネットですぐに二次情報を検索出来、動画にて修理方法を確認できるようになってきたからです。そういう私も二次情報は活用させて頂いております。理由は簡単。早いからです。但し、二次情報は正確でない時があるので、注意が必要です。
基、予防整備で大切なことは、ありのままに正直に伝える事です。そして、出来ればお客様立会いのもと、目で見て頂くことです。車検取ったばかりとか、代替え予定だとか、様々な理由はございますが、何もなかったようにするため・・・という事よりも、何かあった時のために・・・のお客様を大事に思う心が誠実さであり、「よく見てくれたんだ」という大前提に信頼関係は生まれるのではないか?と思う日々であります。だからこそ、ご提案の際には期待に応えるべく、腕を磨いて備えなければいけませんね。
そして、この予防整備の気持ちが成熟してくると、お客様の車に乗っただけで、色々な事を感じるようになってきます。車が透き通るように見えてくる?イメージが浮かんでくるようになります。性能が落ちてくる状態を回復させることによって(recovery)、お客様の車本来の性能を十分発揮することで、お客様が気付かなかったところまで眼が届くことが、感動をお届けすることが出来ると思ってやまないのであります。回復整備は、車の面白さ、楽しさを五感で体感できる重要な整備になりますが・・・。
長くなりましたので、次回までお預けということで・・・
それでは皆様ご安全に♪