エンジンオイル交換について徹底解説 part3
今回はまず、エンジンオイルの種類についてお話しします。
エンジンオイルの種類は主に3つの種類となります。
■100%化学合成油(化学合成油)
特徴:精製過程で不純物を可能な限り排除する為、不純物を含まず分子が安定している。劣化しにくい。
メーカーにより「フルシンセティック」「全合成油」「全化学合成油」と表記しています。
不純物が含まれていないため、潤滑性能が高く、劣化しにくいため、交換の頻度が長いと言われてま
す。
■部分合成油
特徴:化学合成油と鉱物油をバランスよくブレンド。鉱物油の弱点を化学合成油の成分で補うように作られています。
メーカーにより「セミシンセティック」「パートシンセティック」と表記しています。
■鉱物油
特徴:不純物を取り除き精製している。比較的安価。原油を蒸留して不要成分や有害成分を取り除いて作られたオイルです。
メーカーにより「スタンダードオイル」と表記しています。
価格としては化学合成油→部分合成油→鉱物油の順で安価になっていきます。
スズキ純正のエクスターオイルは、全合成油をベースに高品質な添加剤を配合高品質することにより、燃費、潤滑、防錆等の性能を保持した
プレミアムオイルとなっております。
つづいて、シビアコンディションについてご説明します。
シビアコンディションとは、車種ごとに設定されている整備の基準について、一般的な使用条件よりも厳しい使用条件について、特例的に補足される基準で、自動車の取扱説明書、保守点検整備要領等に記載されている。 (wiki参照)基準になります。
1.悪路の走行が距離の30%以上の場合
2.走行距離が多い(年2万キロ)
3.山道や登坂が距離の30%以上の場合
4.短距離走行が多い場合(1回の走行が8キロ以下)
5.高度2000m以上の高地の走行が多い場合
以上がシビアコンディションの定義となります。どうでしょうか。
該当する項目はございましたでしょうか。
該当がある場合はお早目のオイル交換をお勧めします。