その他
九頭竜川のサクラマス
ツチノコ イエティ サクラマス・・・
そんなフレーズがお似合いの今期は遠征組には辛いシーズンです。
雪の影響で遅れに遅れた今シーズンの九頭竜。ようやく私のシーズンも始まりました。
6時間を要する長き道のりの先には残雪の景・・色・?・全然雪が残っていませんでした。
融け始めたらそんなもんなんですね。スタッドレスタイヤが勿体ないとさえ思える、記憶の中と
なんら変わり映えしないいつもの九頭竜が流れていました。あの騒ぎは何だったのかと。。
どこから投げ始めようかと、迷った振りしてやはりいつもの高屋橋下流に来ていました。
流れは最高に良さげ。なのに感じる違和感の正体は何かと考え、水温にフィーチャーしてみると
なんと5度。記憶の範囲ではこの頃の水温はあと2.3度高くていい筈。釣れないのを
雪のせいにして、そっちがそう来るならこっちだって、、、ただホゲるだけでした。
ま、抗うだけのことはしたようにも思いたいですが、功を奏さなかったことを考えれば
やったもやらんかったもなんも変わらんということです。釣らんかったモンは何を言っても
言い訳にしかならず、ブツブツ壁に向かって呟くしか無い訳です。(その代わり釣れた暁には
あることないこと鼻高々に自慢させていただきます。w)
さて二日目には大人気ポイントのミキティ。この釣り座は何年前になるのか不明ですが、
サクラマスの釣りでは珍しい女性釣り師の何某ミキさんがふと立ち寄り、ふと投げて、
あっさりと釣りあげてしまった事からこの座をミキティと呼ぶようになっているのですが、
ここが毎年結構な数が釣れていて、釣り人の中ではここの釣り座を邪道と捉える向きさえ
あるというポイントです。そのポイント争奪戦に参加するにはかなりのど根性が必要とされます。
遠征の初日では間に合わないので二日目には早朝からのチャレンジとしてこの釣り座を時折
選択してきました。そして今回も例にもれずチャレンジしました。
未明の4時半には真っ暗闇と風速5から7、8メートルの零下の向かい風が支配する世界。
向かい風なのか追い風なのかは自分次第ですが、追い風を感じることは極めて自分の人生には
少ないような気がしています。とまあ、色んな向かい風に立ち向かい、眠い寒い怠い辛いが
時間とともに積もり積もって、限界がチラチラと見え始めて久しくなってもなかなか
この釣り座を離れられないのは、後続の釣り人が鵜の目鷹の目で狙っており、離れるや否や
次の釣り師がルアーを投げることになり、その人がサクラマスを釣ったとなれば悔しさが
脳内で爆発して木端微塵にこの身を吹き飛しまうのではないかとの危惧から必要以上に頑張ら
ざるを得ない宿命を帯びた釣り座であるというのがその理由となっており、多くの釣り人が
その蟻地獄に嵌って出られずにいるのでしょう。
完ホゲを食らっての帰り道、寝ぼけ眼に飛び込んできたのは東名高速の車両火災による通行止めの
案内表示。とは言えまだ名古屋にも差し掛かっていない名神高速道路通過中。到着するころには
解消されているんだろうななどと悠長に構えていたが浜松を過ぎても通行止め解消の案内どころか、
いよいよ渋滞が始まりそうで、そう思っているとついにトラック達の攻撃色に真っ赤に染まる
無数のブレーキランプ。青き衣を纏いて金色の野に降り立つ聖者になぞらえたくもなるような
反り建つ壁の如き視界を遮る大きなトラック達。乗用車で行楽帰りの車なんぞは他には
いやしません。寝ぼける余裕も失い、出勤時間までに会社へ辿り着けるかの心配までしなければ
ならないような大渋滞。普段ならあと2時間は寝る時間があるほどの余裕があるんですが
こうなってしまっては睡眠時間を最大限削るしかありません。
と、そんな開幕を迎えた先週の九頭竜の釣りですが、なんと今週は大雪の為、帰り道は通行止め
ほぼ確定との知らせ。絶望的な知らせを前に大渋滞を経験しているがために再びナウシカ降臨
という過酷を極める惨状を繰り返すわけにはいかず、どうやら今シーズンは釣ってはならぬと
釣りの神様は仰っておられるのかもしれません。
来週また改めて頑張ります。。
アリ-ナ茂原では「ラストチャンス」大決算最終となります。
お車迷われている方、今週がラストチャンスです。
是非一度、アリーナ茂原にご来店ください
皆様のご来店お待ちしております