
みなさん、こんにちは。
今回は、マイナーチェンジが施された 新型クロスビー(Xbee) の走行インプレッションをお届けします。
市街地走行から高速道路まで実際に走行し、加速感・回転数・燃費・ACC(アダプティブクルーズコントロール)・足回りの改善 など、気になるポイントを細かく検証しました。
1. 新エンジン & ミッションの特長
■ 新搭載エンジン(1.2L 3気筒エンジン)
従来の 1.0Lターボ から、スイフトにも採用されている 1.2L NAエンジン に変更。
低回転トルク型で扱いやすい
高速巡航の快適性アップ
ターボ特有の“パンチ力”は控えめだが自然でスムーズ
「長距離をゆったり走りたい」というユーザーの声に応える改良です。
■ ミッションは6AT→CVTへ
これにより、
変速のラグが少ない
シームレスで滑らかな加速
低速~中速の街乗りでストレスが激減
という走りに進化しています。
2. 足回り(乗り心地)の大幅改善
前モデルでは“ゴツゴツ感”が気になるという声もありましたが、今回のモデルはサスペンションが見直され乗り味が大幅に改善。
路面の段差を上手く吸収
安定感が増し、長距離でも疲れにくい
とくに高速道路のレーンチェンジや合流で違いが実感できます。
3. 市街地走行インプレッション
■ 乗り心地
非常に静かで快適。エンジンノイズも抑えられており、街乗り主体のユーザーには大きなメリット。
■ 出だしのレスポンス
1.0Lターボより加速の“キレ”は控えめだが、自然で扱いやすい特性。
一般ユーザーであれば気にならないレベルです。
■ ブレーキ性能も向上
電子パーキングの追加
改良後は初期制動が強化され、踏み始めからよく効く
安全性・操作性ともにアップしています。
4. 高速道路での加速&回転数チェック
実際に時速100kmまで全開加速をチェック。
1000ccターボほどのパンチはない
しかし車重990kgと軽いため伸びは十分
ノイズも気にならずストレスなし
■ 巡航時の回転数(目安値)
速度
回転数
100km/h
約 2,000rpm
110km/h
約 2,500rpm
120km/h
約 2,700~2,800rpm
120km/hでも3,000rpm未満で巡航可能。
静粛性も高く、高速走行の快適性は大きく向上しています。
5. ACC(クルーズコントロール)の進化
今回の目玉改良の一つが ACC(自動追従) の制御レベル向上。
車間距離の調整が非常に滑らか
停車~再加速も自然
ブレーキ制御が驚くほどソフト
車間が空いたあと急加速しやすい傾向はありますが、渋滞や長距離ではメリット大。
■ 前方車両の認識表示も進化
7インチのメーターに、
追い越し時の動き
車線変更車両の入り込み
車間距離の可視化
が表示され、安心感が格段にアップ。
6. 安全装備:BSM(ブラインドスポットモニター)追加
左のドアミラーで確認できる オレンジの警告灯 が新採用。
死角の車を検知
追い抜き時も安全性向上
高速道路での安心感が大きく変わりました。
7. スポーツモードも新採用(FF車でも使用可能)
これまで4WD専用の機能だった“SPORTモード”が 2WDモデルにも搭載。
回転数が一気に上がりレスポンス向上
ワインディングや合流で強い味方
メーター色が赤に変わり気分も高まる
※燃費は悪化するため、使いどころがポイント。
❄ その他の走行モード
スノーモード
グリップコントロール
ヒルディセントコントロール
クロスビーらしい“悪路走破性能”は継続して採用されています。
8. 実燃費レポート
市街地+高速混合の試乗結果は…
20.6km/L!
カタログ値 WLTC:22.8km/L
加速・減速の多い状況でこの数値は非常に優秀。
まとめ:クロスビーは“乗れば分かる”大幅進化!
今回の走行インプレッションを通して感じたのは、
走りがとにかく滑らかで静か
高速巡航性能が大幅アップ
安全装備と先進機能が一段進化
日常・アウトドアどちらも得意な万能SUVへ
という点です。
「前のクロスビーから乗り換えるべき?」という方にも自信をもっておすすめできる仕上がりになっています。
詳しくはYouTube動画をご視聴ください!