新車情報
ハスラーとタフトを比較|どっちがおすすめ?室内・荷室・車中泊・走りを実車レビュー【2026年最新】

軽SUVを検討する際、多くの方が比較するのがスズキ「ハスラー」とダイハツ「タフト」です。
どちらもアウトドアテイストの個性的なデザインを採用し、日常の買い物からキャンプ、車中泊まで幅広く使える軽自動車として人気があります。
ハスラーとタフトは何が違うのか
室内が広いのはどちらか
車中泊や荷物の積みやすさで選ぶならどちらか
実際に運転したときの走りの違いは
こうした疑問を持つ方に向けて、この記事ではスズキアリーナのスタッフが実車を並べて比較した内容をもとに、外装・内装・後部座席・荷室・車中泊・走行性能まで詳しく解説します。
先に結論をお伝えすると、燃費や室内のアレンジ性、日常での使いやすさを重視するならハスラー、無骨なデザインやガラスルーフ、安定感のある走りを重視するならタフトが有力な選択肢です。どちらが優れているというより、何を重視するかで最適な1台が変わります。
※本記事は動画撮影時に使用した比較車両をもとに構成しています。装備や仕様はグレード・駆動方式・生産時期によって異なります。
ブログ目次
ハスラーとタフトの違いを一覧で比較
電動パーキングブレーキ搭載でハスラーの弱点が解消
外観デザインの比較|丸目のハスラーと角目のタフト
ボディサイズ・最低地上高の違い
リアデザインの違い
内装比較|使い勝手のハスラー、コクピット感のタフト
タフト最大の魅力「スカイフィールトップ」とは
後部座席の比較|アレンジしやすいのはハスラー
荷室比較|自由度のハスラー、汚れに強いタフト
車中泊に向いているのはどっち?
走行性能の比較|軽快なハスラーと安定感のあるタフト
ハスラーがおすすめな人・タフトがおすすめな人
よくある質問(Q&A)
まとめ
 - 編集済み_0f42cdbc-8317-11f1-9c2d-fa163e794ba5.jpg)
ハスラーとタフトの違いを一覧で比較
まずは主要スペックの違いを表で確認しましょう。
比較項目
ハスラー タフト
デザイン
丸目で親しみやすい 角目で無骨
全高1,680mm 1,630mm
最低地上高180mm 190mm
ホイールベース
2,460mm 2,460mm
タイヤサイズ
165/60R15 165/65R15
WLTCモード燃費(代表値)
24.3km/L 21.4km/L
電動パーキングブレーキ
あり あり
後席スライド
あり なし
荷室アレンジ
自由度が高い シンプルで汚れに強い
ガラスルーフ
なし スカイフィールトップあり
走りの印象
軽快で扱いやすい 安定感がありしっかりしている
※燃費は自然吸気・2WD車の代表的な数値です。グレードや駆動方式によって異なります。
 - 編集済み_c2bc620e-8317-11f1-a36d-fa163e794ba5.png)
電動パーキングブレーキ搭載でハスラーの弱点が解消
これまでハスラーとタフトを比較する際、タフトの大きな強みとされていたのが電動パーキングブレーキでした。
電動パーキングブレーキは、スイッチ操作でブレーキを作動・解除できる装備です。ブレーキホールド機能を組み合わせれば、信号待ちや渋滞時にペダルから足を離しても停車状態を維持できるため、一度慣れると手放せないという声も多い便利な機能です。
新型ハスラーにもこの電動パーキングブレーキとブレーキホールドが採用されたことで、タフトと比較した際の装備面での差はほぼ解消されました。
そのため現在は、電動パーキングブレーキの有無だけで選ぶのではなく、室内の使い方やデザイン、走りの好みまで含めて総合的に比較することが重要になっています。
外観デザインの比較|丸目のハスラーと角目のタフト
ハスラーは丸目を生かした親しみやすいデザイン
ハスラーを象徴するのが丸型のヘッドライトです。四角いボディに丸みのあるパーツを組み合わせることで、SUVらしさを保ちながら親しみやすい印象に仕上がっています。
標準モデルは柔らかい雰囲気ですが、上位グレードの「タフワイルド」はバンパーなどの造形によって、より力強くアウトドア感のある印象になります。角張ったSUVらしいデザインが好みの方は、タフワイルドが候補になりやすいでしょう。
タフトは角目で無骨なギア感を演出
タフトは四角いヘッドライトを採用し、全体に直線を強調したデザインです。フロントバンパーの造形にもエッジが効いており、ハスラーよりも無骨で道具感のあるスタイルに見えます。
丸目が好きならハスラー、角目やメカニカルな雰囲気が好きならタフトというように、外観の好みははっきり分かれるポイントです。
ボディサイズ・最低地上高の違い
ハスラーとタフトは、どちらも軽自動車規格のため全長3,395mm、全幅1,475mm、ホイールベース2,460mmと共通しています。
一方で全高は、ハスラーが1,680mm、タフトが1,630mmとハスラーの方が50mm高い設計です。逆に最低地上高は、ハスラーが180mm、タフトが190mmとタフトの方が高くなっています。タフトは車体全体の高さを抑えつつ、地面とボディの間には余裕を持たせた設計といえます。
タイヤサイズも、ハスラーが165/60R15、タフトが165/65R15と異なり、タフトの方がタイヤの厚みと外径がやや大きめです。ただし実車を並べなければ分かりにくい程度の差でもあるため、乗り降りのしやすさや運転席からの見え方は実際に確認することをおすすめします。
リアデザインの違い
後ろから見るとどちらもスクエアな軽SUVですが、細部の見せ方が異なります。
ハスラーは角の部分に立体感があり、バンパーも低い位置までボリュームを持たせているため、後ろ姿もどっしりとした印象です。タフトは上下方向をすっきり見せたシャープなリアデザインが特徴です。
ナンバープレートの位置も異なり、タフトはバックドア側、ハスラーはバンパー側に配置されています。この違いが後ろ姿の印象を大きく変えています。
内装比較|使い勝手のハスラー、コクピット感のタフト
ハスラーは収納の多さと日常での使いやすさが魅力
ハスラーのインパネは、メーター・ナビ・助手席側収納を3つのリングでつないだような特徴的なデザインです。運転席側のドリンクホルダーや助手席側の引き出し式ドリンクホルダーなど、小物を置ける収納スペースが各所に配置されています。
財布やスマートフォン、飲み物などを手の届く位置に置きやすく、日常の使い勝手をよく考えた設計です。インパネ上部にも比較的平らなスペースがあり、駐車中に書類などを一時的に置く際にも便利です。
電動パーキングブレーキがセンター部分に追加されたことで前席間の移動はやや制限されますが、基本的な収納力と使いやすさは引き継がれています。
タフトは運転席を中心とした無骨なデザイン
タフトの内装はブラックを基調とし、ハスラーよりもコクピット感の強いデザインです。エアコンやハザード、シートヒーター、電源などのスイッチ類がセンター部分にまとめられ、運転席から操作しやすい配置になっています。
運転席と助手席の間にはセンターコンソールがあり、座席同士を明確に分ける設計です。前席間を移動する使い方には向きませんが、運転席に包まれる感覚やメカニカルな雰囲気を好む方には魅力的です。
タフト最大の魅力「スカイフィールトップ」とは
タフトの大きな特徴が、前席の頭上に設置されたガラスルーフ「スカイフィールトップ」です。
一般的なサンルーフのように開閉する構造ではありませんが、シェードを開けることで車内に光を取り込み、開放感を得られます。ブラック基調のタフトの室内は、シェードを閉じると落ち着いた雰囲気に、開けると一気に明るい雰囲気に変わります。
空や景色を見ながらドライブしたい方、他の軽自動車にはない特別感を重視する方にとって、大きな決め手になる装備です。この開放感はハスラーにはない、タフトならではの魅力といえます。
後部座席の比較|アレンジしやすいのはハスラー
後部座席の使い勝手では、ハスラーが一歩リードします。
ハスラーの後席は前後にスライド可能で、乗る人の足元を広くしたり、荷室を広げたりと状況に応じて調整できます。荷物が増えた場合は後席を前に動かすことで荷室を拡大でき、それでも一定の足元空間が残るため、人と荷物を両立させやすいのが特徴です。
グレードによっては前席背面にパーソナルテーブルがあり、後席でも飲み物や小物を置けます。小さなお子様を乗せる方や家族での利用が多い方には便利な装備です。
一方タフトの後席には前後スライド機能がなく、背もたれの調整範囲も限定的です。シートには適度な張りがあり座り心地はしっかりしていますが、後席の広さや角度を細かく変えたい方は、実際に座って確認することをおすすめします。
荷室比較|自由度のハスラー、汚れに強いタフト
ハスラーは荷物に合わせて荷室を調整できる
ハスラーは後席を前にスライドするだけでも荷室を広げられます。さらに後席を倒せば、フラットに近い広い荷室を作ることも可能です。
後席のスライドと背もたれの格納を組み合わせられるため、
4人で乗車する
後席に人を乗せながら荷物を増やす
2人乗車で大きな荷物を積む
といった使い分けがしやすいのが強みです。荷室下にも小物収納スペースがあり、洗車用品やアウトドア用品を分けて収納できます。
タフトはシンプルで手入れがしやすい
タフトも後席を左右別々に倒すことができ、大きな荷物を積めます。後席の背面や荷室には樹脂素材が使われているため、アウトドア用品などで汚れても拭き取りやすいのがメリットです。
後席を倒した際に若干の傾斜はありますが、広い荷室として使用できます。ただし前後スライドができないため、後席に人を乗せたまま荷室だけを少し広げるといった細かな調整はできません。
荷物と乗車人数に合わせた自由度ならハスラー、シンプルさと汚れへの強さならタフトという違いがあります。
車中泊に向いているのはどっち?
ハスラーは前席と後席を倒すことで、フラットに近い空間を作れます。身長約163cmのスタッフが実際に横になった際も、長さに余裕があり、起き上がる際の頭上空間も確保されていました。座面と背もたれの間に段差ができるため、専用のベッドクッションやエアマットを使うとより快適です。室内高があり、小物収納やドリンクホルダーも多いため、車中泊中の食事や休憩にも対応しやすい設計です。
タフトもシートを倒して横になれますが、ハスラーより全高が低いため、座った状態では天井との距離が近く感じられます。前席と後席の間に段差が生じる点も同様で、マットなどを用意するとより快適に過ごせます。
室内の広さやアレンジ性を優先するならハスラー、スカイフィールトップを開けたときの開放感や雰囲気を重視するならタフトという選び方ができます。
走行性能の比較|軽快なハスラーと安定感のあるタフト
今回の走行インプレッションはターボ車同士の比較です。
ハスラーは発進が軽やかで小回りしやすい
ハスラーにはマイルドハイブリッドが搭載されており、発進時にモーターがエンジンをアシストします。車両重量が比較的軽いこともあり、停止状態からの走り出しが軽やかです。
ハンドル操作も軽く、細い道路や住宅街、駐車場などで扱いやすい印象があります。足回りは路面からの衝撃を柔らかく受け止める方向のセッティングで、普段使いでの乗り心地を重視した仕上がりです。アイドリングストップからの再始動も滑らかで、毎日の通勤や買い物など街中で気軽に乗れる扱いやすさがハスラーの強みです。
タフトはハンドルに重みがあり安定感が高い
タフトはハスラーより全高が低く、運転席からフロントガラスまでの距離がやや長く感じられます。最初は車両前方の距離感に慣れが必要かもしれませんが、ハンドルには適度な重みがあり、操作に対する応答もしっかりしています。
低重心に感じられることもあり、カーブでの車体の傾きは比較的少なく、どっしりした安定感があります。発進直後はハスラーよりもエンジンがやや頑張っている感覚がありますが、速度が上がれば軽快に走ります。
ハンドルの軽さや取り回しを重視するならハスラー、操舵感やコーナーでの安定感を重視するならタフトが合いやすいでしょう。
 - 編集済み_13374aaa-8318-11f1-96af-fa163e794ba5.jpg)
ハスラーがおすすめな人・タフトがおすすめな人
ハスラーがおすすめなのはこんな人
室内空間の広さやシートアレンジを重視したい方
燃費の良さを重視したい方
街中での扱いやすさや小回りを重視する方
後席に人を乗せる機会が多い方、家族で使用する方
買い物からアウトドアまで1台で幅広く使いたい方
後席を前後に動かせるため人と荷物のバランスを調整しやすく、電動パーキングブレーキの採用によって装備面でもタフトと比較しやすくなりました。
タフトがおすすめなのはこんな人
角張った無骨なデザインやブラック内装が好きな方
スカイフィールトップの開放感に魅力を感じる方
ハンドルのしっかりした感触やカーブでの安定感を重視する方
普段は1人または2人で乗ることが多く、後席を荷室として使う機会が多い方
車に乗り込んだときの雰囲気や特別感を大切にしたい方

よくある質問(Q&A)
Q. ハスラーとタフト、燃費が良いのはどっち? A. WLTCモード燃費の代表値では、ハスラーが24.3km/L、タフトが21.4km/Lとなっており、ハスラーの方が燃費に優れます(自然吸気・2WD車の場合)。
Q. 車中泊するならハスラーとタフトどっちがいい? A. フラットにしたときの室内の広さやアレンジ性を重視するならハスラーが有利です。ただしタフトはスカイフィールトップによる開放感が魅力で、雰囲気を重視するならタフトも有力な選択肢です。
Q. タフトにも電動パーキングブレーキはある? A. あります。以前はタフトの強みとされていましたが、新型ハスラーにも採用されたことで、この点での差はなくなりました。
Q. 荷室が広いのはハスラーとタフトどっち? A. 後席のスライド機能があるハスラーの方が、人数と荷物量に応じたアレンジの自由度は高くなっています。一方タフトは荷室に樹脂素材を使用しており、汚れに強くお手入れがしやすい点が特徴です。
まとめ|使い勝手ならハスラー、デザインと開放感ならタフト
ハスラーとタフトは、同じ軽SUVに分類される車ですが、それぞれ得意な分野が異なります。
燃費、後席の広さ、シートアレンジ、荷室の拡張性、街中での扱いやすさを重視するならハスラーがおすすめです。一方、角張ったデザイン、ブラックを基調とした内装、スカイフィールトップ、安定感のある走りを重視するならタフトが候補になります。
カタログの数値だけでは、シートの硬さ、運転席からの見え方、ハンドルの重さ、後席の姿勢などは分かりません。最終的には実車に乗り、普段乗せる人数や荷物、使用する場面をイメージしながら比較することが大切です。
当店では、ハスラーのグレードや装備、納期、在庫状況、購入方法について詳しくご案内しております。ハスラーとタフトで迷っている方も、使用目的やご予算を伺いながら、ライフスタイルに合った車選びをお手伝いいたします。お気軽にご相談ください。
