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水たまりには突っ込むべからず!
こんにちは
今日も朝倉ブログをお読み頂きありがとうございます
先日の豪雨、すごかったですね
バケツをひっくり返したような雨とはこの事で、
ワイパーを一番高速でつけても間に合わないような状況でした。
久留米市など一部の地域では冠水の被害もあったようですが、
皆様は大丈夫でしたでしょうか
こんな季節によくニュースなどで見るのが、
大雨の中冠水した道路を走っているたくさんの車ですよね。
水を押しのけて進んで大変そう…
だけでは済まされないのです!実は!
私ども自動車会社からすると、
「ひゃー!!!やめてー!!!
」
と悲鳴があがる光景なのです。
実際に冠水道路を目の前にした事がある方も
多くいらっしゃると思います。
そんな時
「前の車が通れたから大丈夫だろう…」
「どうせ水たまりは浅いだろう…」
と思って安易に通っていませんか?
どうか今後は
通行を自粛してください。
もう一度いいます、
通行を自粛してください
(つまり迂回してください)
まず、
車は水に弱いです
水耐性☓です。
もちろん車種によってはある程度の水たまりも
問題なく走行できるように設計されていますが、
浸水すると様々なトラブルの原因になってしまいます。
特に最近のクルマはコンピュータ制御されてる部分も多いので、
水は最大の天敵と言っても過言ではないなのです。
それでは
冠水道路に入ってしまったらどうなるか。
①水深が深いと水圧でドアが開かず、
脱出できなくなる可能性があります。
ガラスを割ったりシートベルトを外したりする為に、
運転席から手の届くところに
脱出用ハンマー
を常備しておくことをオススメします。
(外と中の水圧差が無くなるとドアが開けられるようになります)
②水の流れがある場合は、
車ごと流されてしまう可能性があります。
自分で操作できなくなる事を実感すると、
パニックになり正常な判断ができず逃げ遅れてしまうかもしれません。
③水面が車の床面を超えると、
スライドドアやハイブリッドシステムなどに異常をきたし、
故障の原因になります。
また泥水は下水も含まれているので、
マットやシートに汚水が一回でも浸かると
雑菌が繁殖し大変な事になります。
④前面の吸気口、背面のマフラーから水が浸入すると
エンジンが再始動しなくなる可能性があります。
またその場では問題が無くても、
再度エンジンを掛ける際に爆発したり発火したりする事もあります。
(絶対にご自身でエンジンはかけず、
私どもスズキのお店、又はご加入のロードサービスへお電話ください。)
上記はあくまでほんの一例にすぎず、
とにかく冠水道路はリスクしかないです。
一時の近道の為に、
その後のばかにならない修理代、
更に最悪の場合、命を落としたなんてことがあれば、
悔やんでも悔やみきれませんよね。
まだ梅雨は終わりません。
終わりかけの雨が一番降る事が多いです。
もう一度言います、
冠水道路の通行は
絶対に自粛してください!
ダメ!ゼッタイ!
それでも思いがけず冠水道路を走ってしまったよ、という方は、
お気軽に当店へご来店、ご連絡ください
(時間帯によっては混雑しますので、
ご予約をして頂くのがオススメです)
それでは皆様、
この梅雨を乗り切って、楽しい夏を迎えましょう!