当期の当社グループを取り巻く経営環境につきましては、半導体を含む部品供給不足、原材料価格の高騰及び新型コロナウイルス感染の影響により、非常に厳しい状況が続きました。
このような状況の中、部品の確保や生産計画の見直し等を行うことで、1台でも多く、お客様にお車をお届けできるよう努めてまいりました。加えて、収益改善の取り組みとしまして、販売面の努力や緊縮予算等の施策を年間を通して継続してまいりました。
当期の業績につきましては、売上高は3兆5,684億円となり、コロナ禍で落ち込んだ前期に比べると3,902億円(12.3%)増加しました。営業利益は原材料価格の高騰等により1,915億円と前期に比べ29億円(1.5%)減少しました。
経常利益は金融収支改善等により2,629億円と前期に比べ146億円(5.9%)増加、親会社株主に帰属する当期純利益は1,603億円と前期に比べ139億円(9.5%)増加しました。
売上高は3兆2,048億円と前期に比べ3,282億円(11.4%)増加しましたが、営業利益は原材料価格高騰等により1,528億円と前期に比べ192億円(11.2%)減少しました。
売上高は新型ハヤブサ等高価格モデルの拡販等により2,535億円と前期に比べ470億円(22.7%)増加、営業利益は109億円と前期に比べ83億円(321.6%)増加しました。
北米での船外機の販売が引き続き堅調に推移しており、売上高は980億円と前期に比べ146億円(17.5%)増加、営業利益は240億円と前期に比べ69億円(40.5%)増加しました。売上高、営業利益とも過去最高となりました。
売上高は121億円と前期に比べ4億円(3.4%)増加、営業利益は38億円と前期に比べ11億円(39.3%)増加しました。