二輪製品ニュース

2020年9月28日

スズキ、FIM世界耐久選手権で
4年ぶり、16回目の年間チャンピオン獲得

FIM(国際モーターサイクリズム連盟)主催の「2019-2020 FIM 世界耐久選手権」に参戦している「スズキ・エンデュランス・レーシングチーム(SERT)」が9月26日にポルトガル エストリルサーキットで行われた最終戦「エストリル12時間」で4位を獲得し、シーズン累計ポイントで4年ぶり、16回目の年間チャンピオンを獲得した。

二輪車世界耐久選手権は、市販車をベースに耐久レース仕様に改造された二輪車で競われるレースで、今シーズンは年間4戦が行われた。スズキはスーパースポーツモデル「GSX-R1000」で参戦している。
今シーズン、SERTはヨシムラジャパンの技術支援も受けながら、第1戦フランスの「ボルドール24時間」で優勝した後、第3戦のフランスの「ル・マン24時間」では3位表彰台を獲得し、シーズン累計ポイントランキングでは2位と40ポイント差でトップについていた。そして最終戦(第4戦)で4位を獲得し、累計ポイントが2位と18ポイント差の167.5ポイントとなり、年間チャンピオンに輝いた。
年間チャンピオンの獲得により、SERTのチームワークの高さと「GSX-R1000」の高い総合力を証明した。

スズキ・エンデュランス・レーシングチーム(SERT)
2019-2020年シーズンの成績

  レース 開催月日 場所 順位
第1戦 ボルドール24時間 2019年
9月21、22日
フランス 1位
第2戦 セパン8時間 12月14日 マレーシア 4位
第3戦 ル・マン24時間 2020年
8月29日、30日
フランス 3位
第4戦 エストリル12時間 9月26日 ポルトガル 4位

シーズン累計ポイント

  チーム ポイント
1位 Suzuki Endurance Racing Team 167.5
2位 YART-YAMAHA 149.5
3位 F.C.C. TSR Honda France 143.5