二輪製品ニュース

2020年11月16日

ジョアン・ミル選手がMotoGP 2020シーズンのライダーチャンピオンを獲得
チームスズキエクスターも初のチームチャンピオンを獲得

11月15日にスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われた二輪車レースの最高峰「FIMロードレース世界選手権(MotoGP)」第14戦において、「GSX-RR」でMotoGPクラスに参戦するチームスズキエクスターのジョアン・ミル選手が7位でゴールし、ライダーズポイントを171ポイントに上げたことにより、残り1戦を残して2020シーズンのライダーチャンピオンを獲得した。
スズキのライダーがタイトルを獲得するのは、2000年のケニー・ロバーツ・ジュニア選手以来、20年ぶりとなる。また、アレックス・リンス選手も4位でゴールしたことにより、チームポイントを309ポイントとし、チームチャンピオンも獲得。チームスズキエクスターとして初のチームチャンピオン獲得となり、2冠を達成した。

※FIM(国際モーターサイクリズム連盟)

スズキ株式会社 代表取締役 社長 鈴木俊宏のコメント

「新型コロナウイルスの影響を受けた厳しい2020シーズンに、MotoGPチャンピオンを獲得したチームスズキエクスター、そしてジョアン・ミル選手を心より祝福いたします。
今年は「スズキの100周年」という節目に、世界最高峰の二輪レースでチャンピオンを獲得してくれました。二輪事業は先人がはじめ、成長してきた、スズキの主要事業の一つです。これまでスズキを応援し、サポートしてくださったお客様、ファンの皆様、販売店様、そして支援してくださったサプライヤーやスポンサーの皆様、ブリビオをはじめとするチームスタッフ、テストライダーのギントーリ、そして素晴らしい成績を残してくれたリンス、ミル、支えてくれた本社のスタッフに感謝申し上げます。
2015年にMotoGP復帰以来、数々の苦難を乗り越えて、一年一年着実に成長し、遂にチャンピオンを獲得したこのチームを誇りに思うと共に、次の100年に向けて、よいスタートを切ることができたと考えております。」

MotoGP第14戦バレンシアGP 終了時点のポイントランキング

  ライダー ポイント
1位 ジョアン・ミル(スズキ) 171
2位 フランコ・モルビデッリ(ヤマハ) 142
3位 アレックス・リンス(スズキ) 138
  コンストラクター ポイント
1位 スズキ 201
2位 ドゥカティ 201
3位 ヤマハ 188
  チーム ポイント
1位 チームスズキエクスター 309
2位 ペトロナス ヤマハ SRT 230
3位 レッドブルKTMファクトリーレーシング 209