船外機・その他ニュース

2019年8月23日

スズキ、新型船外機「DF300B」を発表

「DF300B」

スズキ株式会社は、先進技術を搭載した最大出力300馬力の新型船外機「DF300B」を発表した。

「DF300B」は、当社船外機のフラッグシップモデル「DF350A」と共通の先進技術を、300馬力クラスの船外機に求めるお客様の要望に応えるために開発された大型船外機である。高効率の二重反転プロペラ「スズキ・デュアルプロップシステム」と、コンパクトな設計ながら大きな減速比を得られる「2ステージギアリダクション」を組み合わせ、重量ボートにも対応可能な大きな推進力を実現した。また、レギュラーガソリン仕様とすることで、より多くの国や地域のお客様に、業務からレジャーまで幅広い用途でお使いいただけるようにした。

「DF300B」は、2019年末から日本の湖西工場で生産し、北米、欧州など世界各国で順次発売していく。

  • ※オクタン価91RON以上に相当

「DF300B」の主な特長

  • 反転する2枚のプロペラがエンジン出力を効率的に推進力に変換することで、高い走行性能と直進安定性を実現した、スズキ独自の二重反転プロペラ「スズキ・デュアルプロップシステム」を採用。
  • クランクシャフトとドライブシャフト間で一次減速、ギアケース内で二次減速を行う「2ステージギアリダクション」により、推進効率の高い大径プロペラを回転させることができ、大きな推進力を実現。
  • レギュラーガソリン仕様で最大出力300馬力を発揮する、コンパクトな4ストロークV型6気筒エンジン(排気量4,390cm3)を搭載。