スズキ株式会社は、140馬力・115馬力クラスの4ストローク船外機で電子スロットル&シフトを世界初※採用した新型船外機「DF140BG」「DF115BG」を発表した。
主にレジャー用途の中型ボートに搭載される140馬力・115馬力クラスの船外機では、大型ボート用の高出力船外機で採用されている先進機能を求めるニーズが近年高まっている。
「DF140BG」「DF115BG」は、当社の150馬力~350馬力クラスの大型船外機に搭載している電子スロットル&シフトシステム「スズキ・プレシジョンコントロール」を採用。従来の機械式制御ケーブルから電子配線に置き換えたコントロールシステムにより、常にスムーズで確実なシフト操作、素早く正確なスロットルコントロールを実現するとともに、リーンバーン制御システムとの組み合わせにより、広範囲な速度域での燃費効率を改善した。また、消音装置を採用し吸気音を抑えることで静粛性を高め、より快適な航行を実現した。
「DF140BG」「DF115BG」は2020年10月より湖西工場で生産を開始し、北米、欧州や日本など世界各国で順次発売していく。
※2020年6月現在、スズキ調べ。