スズキ株式会社(以下スズキ)は本日、自動車リサイクル法*1に基づき、2016年度(2016年4月~2017年3月)の特定再資源化物品(自動車シュレッダーダスト:以下ASR、エアバッグ類、フロン類)に関する再資源化等実績を公表した。
スズキは、自動車リサイクル法により自動車製造業者等に義務付けられている特定再資源化物品について、お客様から預託を受けたリサイクル料金により適正処理・再資源化を推進し、その責務を果たしている。
エアバッグ類、フロン類については、一般社団法人自動車再資源化協力機構、ASRについては、自動車破砕残さリサイクル促進チーム「ART(Automobile shredder residue Recycling promotion Team、呼称:エイ・アール・ティー)」*2に処理を委託し、特定再資源化物品のリサイクルを適正、円滑かつ効率的に実施している。
スズキが、2016年度の再資源化等に要した費用の総額は27億7,420万円、資金管理法人から払い渡しを受けた預託金は32億4,673万円、収支は4億7,253万円の黒字となった。今後も中長期的に全体の収支バランスが取れるよう取り組んでいく。
特定再資源化物品の実績については以下の通り。
2016年4月1日 ~ 2017年3月31日
ASR※1 | 2016年度実績 | 前年比較 | (参考)2015年度実績 | ||
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ASR引取総重量 / 使用済み自動車台数 | 50,600.3t / 392,998台 |
42.2t / -6,411台 |
50,558.1t / 399,409台 |
||
ASR引取重量① / 使用済み自動車台数 | 48,346.1t / 375,906台 |
248.8t / -4,506台 |
48,097.3t / 380,412台 |
||
ASRリサイクル施設※2への投入ASR重量② | 48,346.1t | 248.8t | 48,097.3t | ||
ASRリサイクル施設で生じた 当該ASR由来の廃棄物重量③ |
1,091.7t | -190.1t | 1,281.8t | ||
委託全部再資源化※3 委託全部再資源化で全部利用者に引き渡した ASR相当重量④ / 使用済み自動車台数 |
2,254.2t / 17,092台 |
-206.6t / -1,905台 |
2,460.8t / 18,997台 |
||
委託全部利用したASR相当重量⑤ | 2,254.2t | -206.6t | 2,460.8t | ||
委託全部利用者で生じた 当該使用済み自動車由来の廃棄物重量⑥ |
71.1t | -0.5t | 71.6t |
エアバッグ類(ガス発生器) | 2016年度実績 | 前年比較 | (参考)2015年度実績 | |
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引取回収個数 / 使用済み自動車台数 | 951,445個 / 234,442台 |
114,248個 / 23,025台 |
837,197 個 / 211,417台 |
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取外回収処理個数 / 使用済み自動車台数 | 111,492個 / 31,646台 |
19,269個 / 3,081台 |
92,223個 / 28,565台 |
|
車上作動処理個数 / 使用済み自動車台数 | 839,953個 / 201,414台 |
94,979個 / 19,666台 |
744,974個 / 181,748台 |
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一部取外回収・一部車上作動処理台数 | 1,382台 | 278台 | 1,104台 | |
引取総重量⑦ | 68,389.4kg | 8,966.8kg | 59,422.6kg | |
再資源化重量⑧ | 63,959.1kg | 8,586.2kg | 55,372.9kg |
フロン類 | 2016年度実績 | 前年比較 | (参考)2015年度実績 | |
---|---|---|---|---|
フロン類引取量 / 使用済み自動車台数 | 83,816.7kg / 345,239台 |
-3,064.0kg / -1,392台 |
86,880.7kg / 346,631台 |
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CFC引取量 / 使用済み自動車台数 | 500.7kg / 3,253台 |
-358.3kg / -1,424台 |
859.0kg / 4,677台 |
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HFC引取量 / 使用済み自動車台数 | 83,316.0kg / 341,986台 |
-2,705.6kg / 32台 |
86,021.6kg / 341,954台 |
基準値 | 16年度実績値 | 15年度実績値 | |
---|---|---|---|
ASR再資源化率 再資源化率=〔(②-③)+(⑤-⑥)〕/(①+④) |
70%以上※4 | 97.7% | 97.3% |
エアバッグ類再資源化率 再資源化率=⑧/⑦ |
85%以上 | 93.5% | 93.2% |
項目 | 合計 | |||||
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内フロン類 | 内エアバッグ類 | 内ASR | ||||
収 入 |
払渡を受けた預託金【A】 | 3,246,727,127円 | 813,148,464円 | 606,626,233円 | 1,826,952,430円 | |
内 預託金利分【B】 | 353,227,227円 | - | ||||
支 出 |
再資源化等に要した費用【C】 | 2,774,202,105円 | 606,621,887円 | 535,516,681円 | 1,632,063,537円 | |
内 社内費用(人件費)【D】 | 18,846,207円 | - | ||||
内 社内費用(システム費)【D】 | 198,770円 | - | ||||
収支【E】(【E】=【A】-【C】) | 472,525,022円 | - |
自動車リサイクル促進センターの 運営関連費用【F】 |
69,934,024円 | - | |
ASRリサイクル関連費用【G】 | 36,362,339円 | - | |
合計【H】(【H】=【F】+【G】) | 106,296,363円 | - | |
メーカーとしての リサイクル全体収支【I】 (【I】=【E】-【H】) |
366,228,659円 | - |
スズキは、ART(自動車破砕残さリサイクル促進チーム)を結成しASRの再資源化等を実施しています。
ARTとしての実績、リサイクル施設の基準適合状況はARTのホームページ(http://www.asrrt.jp)を参照願います。