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2019年6月17日

スズキ、パキスタンで660ccエンジンを搭載した
新型「アルト」を発売

パックスズキ社製の新型「アルト」

スズキ株式会社のパキスタンにおける四輪車、二輪車の生産販売子会社パックスズキモーター社(パックスズキ社)は、新型「アルト」を6月15日より販売開始した。

新型「アルト」は、日本で販売している軽自動車「アルト」と同じ全長・全幅のボディーに、優れた燃費性能と力強い走りを両立する660ccのR06A型エンジンを搭載し、パキスタンの道路事情を考慮して最低地上高を高くするなど、使用環境に合わせた変更を施している。運転のしやすさ、使い勝手のよさ、ゆとりある室内空間など、日本で磨いた高い基本性能を、お求めやすい価格で実現した。

パックスズキ社は1982年の生産開始以来、日本の軽自動車をベースに800~1,000ccのエンジンを搭載したモデルを中心に生産を行ってきた。スズキの海外拠点で、現在の日本の軽自動車規格と同じボディーと排気量を採用したモデルを生産するのは、今回が初めてとなる。経済性、信頼性が高く、高性能な軽自動車を、日本のみならずグローバルに展開することで、スズキが強みとするコンパクトカーの更なる普及を図っていく。

新型「アルト」の主要諸元

  • 全長×全幅×全高:3,395㎜×1,475㎜×1,490㎜
  • エンジン:R06A型(660cc)
  • トランスミッション:5MT/AGS
  • 価格:999~1,295千ルピー(約779~1,010千円) ※0.78円/ルピーで換算