当第2四半期の業績は、国内での検査体制再構築による減産の影響、およびインドでの四輪全体市場低迷による販売減少の影響により、第1四半期から引き続き減収減益となりました。
具体的な経営成績ですが、連結売上高は1兆7,554億円と前年同期に比べ1,740億円(9.0%)減少しました。利益面では、営業利益は1,186億円と前年同期に比べ799億円(40.2%)減少、経常利益は1,395億円と前年同期に比べ928億円(40.0%)減少、親会社株主に帰属する四半期純利益は793億円と前年同期に比べ569億円(41.8%)減少しました。
なお、中間配当金につきましては、1株につき37円(前年中間配当37円)とさせていただきました。
四輪事業につきましては、売上高は国内での検査体制再構築による減産の影響に加え、インド、パキスタンでの販売減少や為替円高の影響により1兆5,814億円と前年同期に比べ1,799億円(10.2%)減少しました。営業利益は売上減少に加え、為替円高、諸経費等増加により1,061億円と前年同期に比べ794億円(42.8%)減少しました。
二輪事業につきましては、売上高はインドでの販売増加等により1,265億円と前年同期に比べ2億円(0.2%)増加しました。営業利益は昨年9月より稼働を開始した浜松工場の減価償却費負担やインドネシアの損益悪化等により17億円と前年同期に比べ23億円(56.8%)減少しました。
マリン事業他につきましては、大型船外機「DF350A」の北米を中心とした販売貢献等により売上高は475億円と前年同期に比べ57億円(13.6%)増加、営業利益は108億円と前年同期に比べ18億円(20.2%)増加しました。
所在地別につきましては、日本およびアジアで減収減益となりました。営業利益につきましては、日本で663億円と前年同期に比べ194億円(22.7%)減少、アジアで263億円と前年同期に比べ686億円(72.3%)減少しました。
連結業績予想につきましては、2019年10月10日に期初予想から下方修正した通りです。
当社グループは一丸となってあらゆる分野での改革に取り組み、以下の連結業績予想以上を達成すべく事業活動を展開してまいります。
売上高 | 3兆5,000億円(前期比 9.6%減) |
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営業利益 | 2,000億円(前期比 38.3%減) |
経常利益 | 2,200億円(前期比 42.0%減) |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,400億円(前期比 21.7%減) |
(為替レート) | 1米ドル=107円、1ユーロ=118円、1インドルピー=1.53円、 100インドネシアルピア=0.76円、1タイバーツ=3.50円 |