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2020年8月3日

スズキ、2021年3月期第1四半期決算を発表

新型コロナウイルスの影響により大幅な減収減益

1.第1四半期決算の業績概況

当期の業績につきましては、新型コロナウイルス感染拡大により、当社が製造拠点を置く日本、インド、パキスタン、ハンガリー等の工場稼働や世界各国での販売に影響が出たことにより、前年同期に比べ大幅な減収減益となりました。
連結売上高は4,253億円と前年同期に比べ4,822億円(53.1%)減少し、営業利益は13億円(前年同期比614億円減少、97.9%減少)と大幅減益となりました。経常利益は145億円と前年同期に比べ579億円(80.0%)減少、親会社株主に帰属する四半期純利益は18億円と前年同期に比べ387億円(95.6%)減少しました。
なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、インド、ハンガリー等で実施されたロックダウンによる工場操業停止に関わる固定費相当額154億円を特別損失に計上しました。

2.各セグメントの状況

(1)四輪事業

売上高は、前年同期が日本、インド、その他地域で約3等分となっていましたが、日本で27.6%減、インドで83.0%減、その他地域で54.3%減となり、その結果、合計で3,675億円と前年同期に比べ4,496億円(55.0%)減少しました。営業利益は24百万円と前年同期に比べ546億円減少しました。

(2)二輪事業

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、インド、欧州等で販売が減少し、売上高は349億円と前年同期に比べ307億円(46.8%)減少し、営業損失30億円となりました。

(3)マリン事業他

売上高は229億円と前年同期に比べ19億円(7.7%)減少し、内、マリン事業が欧州での船外機の販売減等により202億円と前年同期に比べ17億円(7.9%)減少しました。営業利益は43億円と前年同期に比べ15億円(25.9%)減少し、内、マリン事業が38億円と前年同期に比べ14億円(26.4%)減少しました。

(4)所在地別

すべての所在地において大幅な減収減益となりました。

3.連結業績予想

当社が主力とするインドでの新型コロナウイルス感染が拡大しており、現時点で見通しを合理的に算出することが困難であることから、連結業績予想につきましては引き続き未定とさせて頂きます。