高感度な若者をターゲットに、「自分の部屋にいるようなくつろぎと心地よさ」を追求した新感覚の軽乗用車。アルトをベースとして個性的な丸みのある箱型フォルムとし、家電や家具、雑貨などとイメージを重ねた親しみやすい内外装を採用した。オールアルミ製のK6A型DOHC 12バルブ VVTエンジンと電子制御4速ATの組み合わせにより、スムーズな走りと10・15モード19.0km／Lの低燃費を実現。TECTの採用や、運転席・助手席SRSエアバッグの標準装備など、安全性能も追求した。2003年には64PS（ネット）のK6A型DOHC 12バルブインタークーラーターボエンジンを搭載したスポーティータイプのアルト ラパン SSを追加した。

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アルト ラパンの派生車として設定したキャンバストップ車。トップ（屋根）は電動式・ワンタッチで開閉できるほか、ウインドディフレクター（風除け）を装備して、開放時の風の巻き込みを軽減した。ソファーをイメージした赤色のシート生地や、白色のインストルメントパネルにパールホワイト塗装のアクセントをつけるなど、ファッショナブルな内装を採用した。

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「グッドデザイン＋グッドドライブ」をコンセプトに、こだわりのデザインと快適な空間、低燃費でありながら心地良い走りを実現した。ラパンならではの丸みのある個性的な箱型フォルムを継承しながら、立体感、しっかり感、安定感を向上させた、質感の高いエクステリアデザインを採用した。車体色に合わせてアイボリー、ブラウン、ブラックの3種類の内装色を用意した。また、2013年には「アルト ラパン ショコラ」を発売。愛嬌(あいきょう)のある丸目が特徴的なフロントマスクや高い質感、チョコレートなどスイーツを思わせるインテリアカラーとしたことで、若年女性を中心に好評を博した。

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「女性がクルマの購入を考えるとき、まっさきに思い浮かべるクルマ」を目指し、企画からのすべての段階で女性視点をふんだんに盛り込んだ。ラパンの特徴である箱型のフォルムに丸みを加え、ぬくもりを表現。インテリアはソファーやテーブルといったモチーフを取り入れ、自分の部屋のようにくつろげる空間を演出した。車体色と内装色の組み合わせも豊富に設定。豊富な収納や「ナノイー」搭載エアコン、全方位モニターの設定など、女性にうれしい機能や装備を数多く採用した。JC08モード35.6km/Lの低燃費に、全車にレーダーブレーキサポート（衝突被害軽減ブレーキ）を標準装備するなど、軽自動車に求められる基本性能も大幅に進化させた。「2016年次RJCカー オブ ザ イヤー」、「2015‐2016 日本カー･オブ･ザ･イヤー」スモールモビリティ部門賞をアルトとともに受賞。
*「ナノイー」はパナソニック（株）の商標。

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