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アルトワークス

1987 | アルトワークス 初代

軽自動車初のツインカムターボエンジンを搭載した高性能軽スポーツ

アルトワークス 初代

男性ユーザーの獲得を目指して、発売したアルトシリーズの最高峰モデル。車名をレースのメーカーチームを意味する「ワークス」とした。最高グレードのRS/Rには軽自動車初の新開発3気筒550cc EPI DOHC 12バルブインタークーラーターボエンジンと、ビスカスカップリング方式のフルタイム4WDシステムを搭載。外観もボンネットフードにエアスクープを設けるなど、スポーティーさを強調した精悍なスタイルを採用した。最高出力は、64PS/7,500rpm(ネット)を確保した。

機種情報 車両型式 CA72V CC72V CA72V
グレード RS-X RS-R RS-S
機種記号 AGRS-XE2 AGRS-RJ2 AGRS-SE2
寸法・重量 寸法(mm) 全長 3,195
全幅 1,395
全高 1,380 1,405 1,380
ホイールベース(mm) 2,175
車両重量(kg) 610 650 610
エンジン エンジン型式 F5A
エンジン種類 水冷 4サイクル 直列 3気筒 DOHC 12バルブ インタークーラーターボ
総排気量(cc) 543
最高出力 ネット 64PS/7,500rpm
価格 875,000円(全国標準現金価格)より

※代表するグレードの諸元値を表示しています。

1988 | アルトワークス 2代目

高性能と個性を兼ね備えたスポーティーミニ

アルトワークス 2代目

ノーマルのアルトとは異なる異型丸型ヘッドランプや、フルエアロパーツを備えた専用デザインとした。インテリアもワークス専用のフロントバケットシートや、専用ウレタンステアリングを採用。3気筒550cc DOHC 12バルブインタークーラーターボ車、3気筒550cc EPIインタークーラーターボ車のそれぞれにフルタイム4WD車と3速ATを設定するなど、幅広いユーザーのニーズに応えた。

機種情報 車両型式 M-CL11V M-CL11V
グレード RS/X S/X
機種記号 AGRS-XO AGSX-O
寸法・重量 寸法(mm) 全長 3,195
全幅 1,395
全高 1,375 1,385
ホイールベース(mm) 2,335
車両重量(kg) 630 620
エンジン エンジン型式 F5B
エンジン種類 水冷 4サイクル 直列 3気筒 DOHC 12バルブ
インタークーラーターボ
水冷 4サイクル 直列 3気筒 SOHC 6バルブ
インタークーラーターボ
総排気量(cc) 547
最高出力 ネット 64PS/7,500rpm 58PS/6,500rpm
価格 898,000円(全国標準現金価格)より

※代表するグレードの諸元値を表示しています。

1990 | アルトワークス 新規格車

乗用車規格となり走りと快適性を向上

アルトワークス 新規格車

新規格に対応して排気量を拡大したF6A型3気筒660ccエンジンは、ボア×ストロークが65mm×66mmとなり、F5A型(62mm×60mm)と比較してよりロングストローク型となった。そのため最高出力の64PS(ネット)は変わらないが、中・低速から大きいトルクを発揮し、より力強い走りを可能とした。なお、このモデルからアルトワークスはセダンタイプの乗用車規格となった。

機種情報 車両型式 E-CN21S E-CP21S
グレード RS/X RS/R
機種記号 AARS-XO AARS-RJ
寸法・重量 寸法(mm) 全長 3,295
全幅 1,395
全高 1,375 1,400
ホイールベース(mm) 2,335
車両重量(kg) 650 690
エンジン エンジン型式 F6A
エンジン種類 水冷 4サイクル 直列 3気筒 DOHC 12バルブ インタークーラーターボ
総排気量(cc) 657
最高出力 ネット 64PS/6,500rpm
価格 998,000円(消費税を含まず)より

※代表するグレードの諸元値を表示しています。

1994 | アルトワークス 3代目

軽自動車初の高度なメカニズムを惜しげなく搭載

アルトワークス 3代目

3代目となるアルトワークスは、軽自動車初となるK6A型オールアルミ製DOHCターボエンジン(RS/Z)や16ビットマイクロコンピューターによるエンジンのフル制御システムSHICを採用。トルクは当時の軽自動車最高となる10.5kg-m/3,500rpmとなる。従来比11.0kgの軽量化を実現したほか、新設計ターボチャージャーと大型インタークーラー、水冷式オイルクーラーを搭載。四輪ディスクブレーキも備えて、さらなる俊敏な走りを可能とした。

機種情報 車両型式 E-HA11S E-HA21S
グレード ターボie/s RS/Z
機種記号 AAIL AARF
寸法・重量 寸法(mm) 全長 3,295
全幅 1,395
全高 1,380
ホイールベース(mm) 2,335
車両重量(kg) 670 650
エンジン エンジン型式 F6A K6A
エンジン種類 水冷 直列 3気筒 SOHC 6バルブ
インタークーラーターボ
水冷 直列 3気筒 DOHC 12バルブ
インタークーラーターボ
総排気量(cc) 657 658
最高出力 ネット 64PS/6,000rpm 64PS/6,500rpm
価格 990,000円(消費税を含まず)より

※代表するグレードの諸元値を表示しています。

1998 | アルトワークス 4代目

本格スポーツカー並みの最新メカニズムを搭載

アルトワークス 4代目

新規格となった4代目アルトワークスは、マルチリフレクター式丸型ヘッドランプや専用エアロパーツを装着したデザインで登場した。エンジンは電子制御スロットルを採用した新開発DOHCターボVVT、DOHCターボ、Siターボ(SOHC 6バルブターボ)の3種類を搭載。全車種にフロントベンチレーテッドディスクブレーキと155/55R14タイヤを装着した。上級グレードRS/Z(2WD・ 5MT車)には、ヘリカルLSDと新開発の四輪ABSを標準装備した。

機種情報 車両型式 GF-HA22S GF-HA12S
グレード RS/Z ie
機種記号 AARV AAIL
寸法・重量 寸法(mm) 全長 3,395
全幅 1,475
全高 1,450
ホイールベース(mm) 2,360
車両重量(kg) 680
エンジン エンジン型式 K6A F6A
エンジン種類 水冷 直列 3気筒 DOHC 12バルブ
インタークーラーターボ
水冷 直列 3気筒 SOHC 6バルブ
インタークーラーターボ
総排気量(cc) 658 657
最高出力 ネット 64PS/6,500rpm 60PS/6,000rpm
価格 944,000円(消費税を含まず)より

※代表するグレードの諸元値を表示しています。

2015 | アルトワークス 5代目

胸のすく走りのワークスがアルトに復活

アルトワークス 5代目

8代目アルトで先に登場したターボRSをベースに、「クルマを操る楽しさを追求し、さらに走りを磨き上げた軽ホットハッチ」を目指し、さらなる走行性能の向上を図った。新たに専用開発したショートストロークの5 速MTと、専用チューニングの5 速オートギヤシフト(5AGS)を設定。最大トルクを向上させたターボエンジンと組み合わせ、より力強く胸のすく加速性能を実現した。専用チューニングのサスペンション、走りへの期待を高めるデザインと、ホールド性の高い専用レカロ製フロントシートも備えた。

機種情報 車両型式 DBA-HA36S
トランスミッション 5MT AGS
機種記号 ASWF-A ASWF-A
寸法・重量 寸法(mm) 全長 3,395
全幅 1,475
全高 1,500
ホイールベース(mm) 2,460
車両重量(kg) 670 690
エンジン エンジン型式 R06A
エンジン種類 水冷 4サイクル 直列 3気筒 DOHC 12バルブ インタークーラーターボ
総排気量(cc) 658
最高出力 ネット 47kW(64PS)/6,000rpm
価格 1,509,840円(消費税8%込み)より

※代表するグレードの諸元値を表示しています。

AGS(Auto Gear Shift=オート・ギア・シフト)
マニュアルトランスミッションをベースにクラッチ、およびシフト操作を自動で行う電動油圧式アクチュエーターを搭載した新型トランスミッション。オートメイテッドマニュアルトランスミッション(Automated Manual Transmission:AMT)とも呼ばれ、ドライバーによるクラッチペダル操作及びシフト操作が不要となる。コンピューターがクラッチ、シフト操作を最適に制御し、低燃費にも貢献。高速走行時はATに比べエンジン回転数を低く抑えるため静粛性も確保。
EPI(Electronic Petrol Injection = 電子制御燃料噴射)
さまざまな走行状態でのセンサーからの情報をもとに、最適な空燃比を計算、エンジンの燃焼に必要な燃料を、電子制御のインジェクターによって正確・精密に噴射・供給する装置。
SHIC(スズキ・ハイパフォーマンス・インテリジェント・コントロール)
16ビットマイクロコンピューターにより従来比5倍の高速演算処理速度で、高精度にエンジンを集中コントロールするシステム。スロットル開度、冷却水温、吸入空気温度、エンジン回転数などを検出して気筒ごとに最適な噴射タイミングと点火タイミングを予測するアクティブ制御により、ドライバーのイメージ通りの走りを実現。さらにノックコントロールシステムによるノック制御やターボ過給圧もコントロールし、運転状況に応じてエンジンの能力をフルに発揮させる。
VVT(Variable Valve Timing)
可変バルブタイミングとは4サイクルエンジンの吸排気バルブのバルブタイミングやリフト量を可変とする機構のこと。ここでは単に「VVT」と表記した場合は吸気側のみに、また「吸排気VVT」と表記した場合は吸気側及び排気側それぞれに可変バルブタイミング機構を持つことを示す。