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今回は、知っているようで知らないタイヤがパンクしたときの対処法についてです
タイヤの進化や補修キットの普及もあり
「パンクを起こして路上でタイヤ交換・・・」
なんて光景を見る機会は減ってきましたよね
「長らくパンクには遭遇していない」
「パンク修理をしたことがない」
そんな方(特に女性)も多いはずです。
明日は我が身ですよ、気をつけましょう
清水 「大越さん パンクが起きたらドライバーさんはまず何をしたらいいですか
」
大越 「はい、大越です。まずは、落ち着いて ハザードランプ※1 を点灯させ、車両を路肩へ停車させましょう
」
清水 「パンクといっても軽度のものから、重度のものまであるじゃないですかー。パンクの種類によって対処法は変わりますか
」
大越 「パンクは危ないので度合いに関係なくまず安全に停車させましょう。三角表示板などを使ってもいいかもしれないね
」
清水 「最近の車はパンク応急修理キットが搭載されていますが、修理キットでパンクの処置をした後に、新しいタイヤに交換する必要ってあるんですか
」
大越 「パンク応急修理キットはあくまで応急修理なんですよ。穴が開いたところを補修剤で塞いで最寄りのスタンドや、クルマ屋さんまで行けるようにするためのものなんだよね。路面に設置されている接地面の応急修理しかできないと言う事も覚えていかなければならないんです
そして側面側の修理は出来ないからもし側面側がパンクしてしまった場合は絶対新品に買い替えなければならないし、そうじゃない場合でも買い替えが可能なら買い替えをオススメしています
」
清水 「なるほどぉ。あくまで応急処置なんですね。覚えておきます! 肝心なことを聞くのを忘れていました!!!修理キットはどこにあるんですか?簡単に使用できるものなんですか?」
大越 「いい質問ですね・・。これはよくある質問の一つだけれど、車のトランクのさらに下に閉まっているんですよ
中々見ないし忘れていることも多いかも知れないから一度確認してみようね
」

↑ 上から(タイヤのナットを緩める工具・ジャッキ・エアコンプレッサ・応急修理剤)です

↑ 車についているアクセサリーソケットから電気をとり、タイヤに空気を入れるエアコンプレッサーです

車の下には4箇所、ジャッキポイントがありそこにジャッキのくぼみを合わせて車を持ち上げます※2
清水 「そんなところにあるんですね! 今度確認してみます! 万が一、自走ができない場合はどうしたらいいでしょうか。」
大越 「それこそ側面に穴が開いてしまった
みたいな場合は自走が出来ないから 任意保険のロードアシスタンス※2 を使ってレッカーしてもらうとか、JAF会員なら JAFを呼ぶ※3 とか色々方法はあるんですよ、それこそ僕たちに連絡をもらっても対処法をお伝えできるからお客さまは安心して車を乗ってもらうことが出来ると思います
」
清水 「どんな時でも駆けつけてくれる方たちがいると、とても安心ですね
1つ知識が増えました、ありがとうございます!
またわからない事があったら! 大越さん。お願いします!!!!」
大越 「僕たちの復習にもなるし、お客様も分からない方がいたらいつでも見れるようにこれからもどんどん増やしていきましょうね
」
※1→ハザードランプというのは、非常点滅表示灯という正式名称。車の動きを事前に知らせる安全装置です。駐停車する際や、ハザードランプスイッチを押すことで両側のウインカーが点滅します。
※2→ジャッキを使用しタイヤを取り外すときには、必ずサイドブレーキをひくのと平坦な道上で実施をしてください。