最近、北海道内ではヒグマの出没が相次いでいます。
釧路周辺でも山あいや住宅地近くで目撃情報があり、「自分の地域は大丈夫」とは言えなくなってきました。
今回は、冬眠前で活動が活発になるこの時期に気をつけたいクマ対策をまとめてみました。
見出し1:なぜ今、クマが増えているの?
山のどんぐりなどの餌が少ない年は、ヒグマが人里近くまで食べ物を探しに来ます。
最近は市街地近くでも「ゴミ」「畑」「果樹」などに引き寄せられて出没するケースが増えています。
北海道全体でも、2024年のヒグマ目撃件数は過去最多を更新(道庁発表)。
ポイント:冬眠前の11月は特に活動が活発になります。
見出し2:身近でできるヒグマ対策
ゴミはしっかり密閉・早朝には出さない
→ 生ゴミのにおいがヒグマを引き寄せます。特に前日の夜に出すのは避けましょう。
家庭菜園・果樹の残りを放置しない
→ 熟したり落ちた果物を放置すると、クマが寄ってくる可能性があります。
庭や家の周りの藪を刈る
→ ヒグマが隠れられる場所を減らすのが有効です。
地域の出没情報をチェック
→ 北海道庁や市町村HP、新聞・ニュースアプリで最新情報を確認しましょう。
見出し3:山やキャンプ場での注意点
山道やキャンプ場では熊鈴・ラジオ・会話などで人の存在を知らせる。
食べ物はテントの中に放置しない。
ゴミは持ち帰るか、専用の防獣ボックスへ。
万が一、ヒグマと遭遇したら走らずにゆっくり後退。背を向けないこと。
見出し4:車での注意ポイント
夜間・早朝に山道を走行する場合、ヒグマが道路に出てくることがあります。
特に釧路湿原周辺・阿寒湖方面・標茶町方面では過去に道路上出没事例あり。
ドライブ時は前方注意+スピード控えめを意識。
まとめ
ヒグマは基本的に人を避ける動物ですが、「食べ物がある」と学習すると近づいてくるようになります。
地域全体でゴミ・果樹・情報共有の意識を高めることが、一番の予防策です。
釧路でも日が短くなり、夜の外出や山道の運転が増える時期です。
クマ対策とあわせて、お車のライト点検や冬タイヤの準備もお忘れなく。
当店でも冬の安全点検を実施中です。お気軽にご相談ください!