皆さまこんにちは!秋田スズキ大曲店です
✧˖°
今回は前回投稿させていただいた
「バッテリーと自動車はどんな関係?(・ω・)?」の
“ エンジンオイル編 ” です!

皆さんはエンジンオイルが自動車にとって
どのような役割を果たしているか考えたことはありますか?
私は考えたことがありません。(また!?)
考えたことがあるとすれば
「エンジンオイル・・・ああ、あの・・・車に必要なやつ・・・」
程度でした。めっちゃ恥ずかしい・・・。
そこで今回は自動車を安全に走行させるのに欠かせない「エンジンオイル」の
①役割
②交換のタイミング
についての投稿となります
前回と同様、既にご存知の方も多いかと思いますので、
ご興味を持っていただけた方は最後までお付き合いいただけると嬉しいです
お話を始める前に。。
ここで私が衝撃を受けたお話をさせてください。
エンジンオイルの勉強を始めた際に、スタッフに
「エンジンオイルって何ですか?」
と聞いたんです。語彙力が無さすぎる!(泣)
それでスタッフから返ってきた返答が
「エンジンオイルは人間でいう血液だよ」
でした。
う~ん・・・どういうことだろう?と思って詳細を聞いてみたら
「血液って人間にはなくてはならないもので、
適当な血液を体内に入れたら体がおかしくなっちゃうよね?
それは車も一緒で、エンジンオイルは車になくてはならないもので、
適当なエンジンオイルをエンジンに入れたら車っておかしくなるんだよ。」
と、教えてくれました。
それを聞いた時、頭の中にピリッとした電気が流れたような、すごい衝撃でした。
なんという分かりやすさ100%の説得力

お付き合いいただきありがとうございます
それでは本題へ移りましょう!!
①エンジンオイルの役割
エンジンオイルは大きく5つの役割があり、それぞれの役割を簡単に説明させて頂きますね
・潤滑作用(じゅんかつさよう)
オイルは金属同士の触れ合う瞬間に入り込み、
金属製のパーツが接触することによる摩擦抵抗を軽減、
パーツの破損や焼き付き、摩耗を防ぐ役割を担っており、
オイルの最も重要な役割と言えます。
部品の接触部分にオイルが入り込むことで
部品を滑らかに動かす効果があるということですね
・冷却作用(れいきゃくさよう)
車を走行させている間、エンジンは数百℃を超える高温に達しています。
数百℃の物を冷やさないで作動させているとそのうち火が出てきますよね
そこでエンジンオイルは自動車の各パーツを循環し、
エンジンの熱を吸収する役割を担っています。
エンジンの内部で最初に熱を受け止めるのがオイルだそうですよ

エンジンを冷却する方法には「空冷式」と「水冷式」の2つの方法があるみたいで、
気になる方は2つの冷却方法の違いを調べてみてください
・密封作用(みっぷうさよう)
エンジンのピストン(人間でいう呼吸するために必要な横隔膜の役割)と
シリンダー(エンジンの燃焼機関となる金属製の筒)の間には、
動作の滑らかさを保つことを目的としてわずかな隙間が存在します。
エンジンオイルはピストンとシリンダーの隙間を埋めて爆発エネルギーを密閉、
爆発ガス(燃料ガス)の吹き抜けを防止する役割を果たしています。
エンジンオイルが爆発ガス(燃料ガス)を閉じ込めることによって
環境に悪影響を与えることを防いでいるんですね
・防錆作用(ぼうせいさよう)
先ほどの冷却作用の説明の際にエンジンが数百℃まで上がるお話をしましたが、
外の気温はエンジンよりも必ず温度が下回るため
温度の差により水分が生じます
この水分が金属に触れ、
錆の原因となることは皆さん想像できたのではないでしょうか?
錆が発生すると自動車の不具合や故障を引き起こす原因となるため
エンジン内部にエンジンオイルによる油膜を張ることで
水分や酸素、有害ガス等と直接触れ合うことを防止し、
金属が錆びることを防ぐ役割を担っています。
金属にエンジンオイルをコーティングして
水分、空気に触れないようにしているんですね
・洗浄作用(せんじょうさよう)
エンジンを長期間稼働させていると
もちろんエンジンオイルもだんだん汚れてきますよね
みなさん『スラッジ』って聞いたことありますか?
え?私ですか?
スラッジはさすがの私でも聞いたこと・・・ありません!!!(ドヤ!)
スラッジは簡単に言うと、
『エンジン内で燃料が燃焼するのに伴って発生する燃えカス』のことらしいです
そのスラッジがエンジンを稼働させることによって蓄積し、
エンジンの動作を妨げる原因になるのだとか
そこでエンジンオイルはスラッジや細かい金属片等を吸着、回収して
オイルフィルター(エレメントとも呼びます)を通して
エンジン内部の汚れを除去する役割を果たしています。
エンジンオイルがどのような役割を果たしているかを知るだけで
どれだけ自動車にとって必要不可欠なのか、定期的な交換が大切な事が分かりますね

こうしてみると自動車って本当に繊細な作りをしているんだなぁ・・・
②エンジンオイル交換のタイミング
エンジンオイルの交換タイミングは
愛車の車種や使用環境、使い方によって異なりますが、
秋田スズキでは愛車の故障を未然に防ぐ為に
走行距離が5000km以上もしくは
前回交換から半年を経過したタイミングでの交換を
おすすめしています
因みにエンジンオイルのメンテナンスを怠ると
オイル劣化による潤滑不良でエンジンの破損を招き、
最悪の場合火災が発生することがあるそうです。
いや・・・こわ
!!!
皆さま車両毎に推奨する交換時期や走行距離を参考に
エンジンオイルの交換をしましょう

現在まだまだ愛車無料点検実施中です

皆さまこの機会に愛車のエンジンオイルの点検を行ってみませんか??
もちろんエンジンオイル以外の個所の点検も行っております
ご興味を頂けた方は事前にご予約を頂けますと
当日スムーズにご案内することができますので、
あらかじめ店舗へのご予約をお願いいたします

皆さまのご来店心よりお待ちしております

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秋田スズキ大曲店 

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