もし車が水没してしまったら?

覚えておきたい正しい対処方法
こんにちは!
近年、突然のゲリラ豪雨や線状降水帯などによって、
短時間で道路が冠水してしまうケースが増えています。
「これくらいの水なら通れそう…」
そう思って進んでしまうのはとても危険です
今回は、もし運転中に道路が冠水したり、
車が水没してしまった場合にどうすればいいのかをご紹介します。

まず大切なのは「冠水した道路に入らない!」
冠水している道路は、見た目だけでは水深が分かりません。
特に注意したいのが、
・アンダーパス
・高架下
・川沿い
・周囲より低くなっている道路
などです。
「前の車が通れたから大丈夫」と判断するのも危険です。
水深が深くなると、エンジンの吸気口から水を吸い込んだり、
車が浮いてコントロールできなくなったりする可能性があります。
冠水している道路を見つけたら、無理に進まず迂回しましょう。
走行中に水が入ってきたら
もし冠水した場所に入ってしまい、車内に水が入ってくるような状況になったら、
車よりも自分や同乗者の安全を最優先にしてください。
安全に停止できる状況であれば車を止め、エンジンを停止します。
そして、安全を確認しながら車外へ避難します。
冠水した道路では、マンホールのふたが外れていたり、
道路と側溝の境目が分からなくなっていたりする場合があります。
車外へ出た後も、足元を確認しながら慎重に避難しましょう。
車が水没してドアが開かない場合は?
水位が上がると、車外からの水圧によってドアが開けにくくなることがあります。
まずは落ち着いてシートベルトを外し、窓が開くうちに窓から脱出します。
窓が開かない場合は、緊急脱出用ハンマーなどを使って、
破砕できる窓ガラスを割って脱出します。
緊急脱出用ハンマーがなく、ドアも窓も開かない場合は、
車内に水が入り車内外の水位差が小さくなることで、
ドアが開けやすくなる場合があります。
万が一に備えて、
緊急脱出用ハンマーを車内の手が届く場所に用意しておくこともおすすめです。
水が引いても「エンジンをかけない!」
ここは特に重要です!
一度でも車が浸水・冠水した場合、
「水が引いたから動くかな?」と自分でエンジンをかけるのはNGです。
見た目には問題がなさそうでも、
・電気系統のショート
・エンジン内部への浸水
・ブレーキ機構の異常
・漏電
・車両火災
などが発生する可能性があります。
水が引いた後も、
エンジンを始動せず、ロードサービスや販売店・整備工場へご相談ください。
ハイブリッド車・EVは特に注意!
ハイブリッド車や電気自動車には、高電圧のバッテリーが搭載されています。
浸水・水没した車両には、むやみに触れないようにしてください。
感電などの危険がありますので、ご自身で確認しようとせず、
ロードサービスや販売店など専門のスタッフへご相談ください。
「少し水に入っただけだから大丈夫」と思わず点検を
完全に水没していなくても、冠水した道路を走行した場合は注意が必要です。
ブレーキに水が入り効きが悪くなったり、
車両の下側や電装部品などに影響が出たりする場合があります。
冠水した場所を走行してしまった場合は、安全な場所に停車し、
異常がないか確認したうえで、心配な場合は販売店へご相談ください。
大雨の日は「無理をしない」が一番!
突然の大雨では、いつも通っている道路が短時間で冠水してしまうことがあります。
「これくらいなら行けるかも」ではなく、「危ないかもしれないから迂回しよう」
この判断がとても大切です。
そして万が一、車が水没・冠水してしまった場合は、
①まず人の安全を最優先
②安全に脱出・避難する
③水が引いてもエンジンをかけない
④ロードサービスや販売店へ相談する
この4つを覚えておきましょう
大雨のあとに「冠水した道を走ってしまった」「車内に水が入ってしまった」など、
少しでも気になることがございましたら、お気軽に当店までご相談ください。
安全なカーライフのためにも、
大雨・台風の際はいつも以上に慎重な運転を心がけましょう
