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ブレーキ 踏むと シャリシャリ 音がする
こんにちは!!
スズキアリーナ北神の整備士、坊ヶ内です
知り合いが正月頃に、今年は寒暖だ。とか言ってたのですが、最近はめっきり寒くなってきましたね"(-""-)"
先輩におもしろ小話をしても、滑ってしまうのはこの気温のせいだと感じてます。
滑りやすくて少し動くのも億劫になってしまう季節。車も人間と同じで、この時期は冷え込むことや朝露の影響で変な音が鳴り、調子が悪くなってしまうことがよくあるんですよね汗
朝に車のエンジンをかけたりすると、キュルキュルキュル!!
こんな音がして、お隣さんに気まずい雰囲気を感じたことのある方もいらっしゃると思います。
今回ご入庫いただいた車は季節や気温などは関係ない症状だったのですが、ブレーキペダルを踏みこむと "シャリシャリ" といった音がするので診てほしいというものでした。
この時期に多いブレーキ関係の異音ですと、ブレーキペダルを踏みこんだ時の "キーキー" といった異音ですね( ;∀;)
一見同じような異音ですが、この "キーキー" という異音はしばらく走行すると収まる傾向にあります。
これはブレーキパッドやブレーキロータ―といった部品が、気温の変化によって若干の変形をしてしまい、摩擦が起こる箇所の辺り面が悪くなることが原因だと言われてます。
そのためしばらく走行をして摩擦熱を持つと、変形していた辺り面の隙間が徐々に適切になっていき、異音がなくなるのです。
ですが "シャリシャリ" といった異音の場合は、いくら走行しても音がなくなることはありません。
こちらが新品のブレーキパッドという部品なのですが、この端っこの所に細い金属が付いてるのが見えますか?
これはブレーキパッド鳴きセンサーという部品で、ブレーキパッドの残量部分が少なくなるとブレードローターに直接干渉して、金属音を出す仕組みです。
新品の場合は干渉しません。
石の部分が減っていくと鳴きセンサーが干渉します。
物理的に金属が当たっているので、いくら走行して温めても音が鳴りやまないのは必然ですね( ;∀;)
ちなみにスズキも軽自動車の鳴きセンサーが干渉するブレーキパッドの残量は3~4㎜くらいです。
ブレーキパッドはタイヤを付けた状態だと残量が分かりづらいため、このようにして”異音”としてお客様にお知らせしてるんですね(^^
ちなみにこれを放置しておくとブレーキは効かなくなる、もしくはブレードの効きが著しく悪くなります"(-""-)"
また早急に交換をしなかった場合、ブレーキパッドの土台部がブレードローターに干渉して、上記のようにブレーキが効かなくなったりブレーキローターも交換が必要になってしまうことがあります。
スズキ車でしたら一部車両を除き、ブレーキパッドの在庫は常備してますので最短で当日交換ができます!
ブレーキを踏んで変な音がした場合は、スズキアリーナ北神までご連絡ください!!
078-952-1600