その他
燃料を間違えていれちゃった!誤給油した時は、まずご連絡ください!
なぜか、手だけはいつまでも冷たく、10本ある指のうち
9本の指の爪が真っ青になりました。こんにちは、伊藤です!
前回、ガソリンと軽油の違いについてお話しさせていただきましたが
本日は、誤給油しちゃった場合、車はどうなっちゃうのかご紹介します
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの仕組み
ガソリンと軽油の違いについては、以前お話しさせていただきましたが
ガソリンエンジンと、ディーゼルエンジンの違いについては、まだお話し
していませんでしたね
ガソリンエンジンは、沸点が低く、常温でもよく燃え、引火しやすいガソリンを使用しています。
エンジンルーム内で、スパークプラグで火花を起こして、ガソリンに引火させます。
一方、ディーゼルエンジンは、沸点が高く、高温で燃焼し、着火しやすい軽油を使用しています。
エンジンルーム内で、圧力をかけて軽油自体の温度を上げて、自然発火させます。
ガソリンも、軽油も同じ石油から作られた燃料ではあるのですが、特徴が異なるため、その特徴を
活かすために、エンジンの作りも全く違っています
ガソリン車に軽油をいれてしまった場合
給油をするときって、完全に空っぽの状態で給油することはありませんよね?
タンクの中に、少しでも燃料が残っている状態で、給油されると思います。
なので、正直、間違えて軽油をいれてしまっても、普通にエンジンはかかります。
ですが!だんだんと、ガソリンの割合が少なくなってくると、エンジンから
変な音(異音)が聞こえてきたり、揺れ(振動し始め)たり、マフラーから黒煙が
出始めたりします
いわゆる、ノッキングです。(まるでドアをノックするように「カンカン」「キンキン」と
音がすることから、ノッキングと呼ばれています。)
ノッキングを放っておくと、エンジンに大きなダメージを与えてしまいます
エンジンの調子がおかしいな~、と思ったらすぐに車を停めて、ロードサービスや
当店にご連絡ください
ディーゼル(軽油)車にガソリンをいれてしまった場合
ガソリン車に軽油をいれてしまった場合と同じように、ノッキングが起こります。
マフラーからは、白煙が出始めます。
ただし、ディーゼル車にガソリンを給油してしまった場合は、エンジンのダメージは
かなり激しいものになり、高額な修理費が必要となる場合が多いです
どちらにせよ、万一給油中に「あ!間違えてる!!」とお気づきになられましたら
ガソリンスタンドにスタッフの方がおられるようであれば、すぐにスタッフの方に
間違えて入れてしまったことをお伝えください。
その際は、絶対にエンジンをかけないでくださいね!
ちなみに、レギュラーガソリン指定のクルマに、ハイオクガソリンをいれた場合は
特別問題はございません。
エンジンの洗浄効果があったりもするみたいですが、指定された燃料を給油するのが
一番ではないかと、個人的には思っています
逆に、ハイオクガソリン指定のクルマに、レギュラーガソリンをいれた場合も
特別問題はございませんが、本来の走行性能は低下する可能性があります
やはり、指定された燃料を給油するのが一番です
その他、お困りのことや、疑問に思っておられることなどありましたら
お気軽にご相談ください