株主総会参考書類

第1号議案 
剰余金の処分の件

 当社グループは「新中期経営計画(2015~2019年度)SUZUKI NEXT 100」において、5年間累計設備投資1兆円、2019年度研究開発費2千億円など成長のための積極的な投資を計画しています。当面はインドを中心に成長投資を優先し、配当性向目標値につきましては15%以上としました。
 また、前期に実施した大量の自己株式取得もあり、自己資本比率は前期末には35.4%にまで低下し、自己資本比率の改善が喫緊の課題となっています。一方で、資本効率と株主還元も経営の重要課題と認識しております。
 以上を勘案しました結果、当期の配当につきましては、前期と同様に投資有価証券売却益は成長投資と自己資本比率改善に活用させていただき、投資有価証券売却益を除く親会社株主に帰属する当期純利益を基礎として、期末配当金は1株につき前期末より10円増配となる27円とさせていただきたいと存じます。
 中間配当金を含めました年間配当金は44円となり、前期より1株につき12円増配、投資有価証券売却益を除く親会社株主に帰属する当期純利益を基礎とした配当性向は15.2%となります。