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2002アクロポリス・ラリー
アテネ 2002/6/13
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2002 FIA JWRC第3戦、第49回アクロポリス・ラリー
スズキ イグニス スーパー1600アテネで興奮のスタート!!




6月13日、午後7時(日本時間:6月14日午前1時)ギリシャの首都、アテネのザピオン広場のスタート会場で第49回2002アクロポリス・ラリーの火蓋が切って落とされた。この日はセレモニースタートだけがアテネで行われ本格的なラリーは陸路で西に200キロ(直線距離120キロ)離れたイテアを拠点に翌6月14日のレグ1から始まる。今回、特筆すべきは、このラリーには400名を越えるスズキの大応援団がスズキ イグニス スーパー1600の応援に駆けつけている事だ。



元気一杯の総勢400名のスズキ応援団一行
6月13日のスタート前々日、11日深夜にアテネ入りしたスズキの応援団一行は、12日アテネ市内観光を楽しんだ後、夕方にはチームの壮行会をかねて開催されたパーティーに出席した。筒井副社長の挨拶で始まったパーティーでは、地元ギリシャのスズキ代理店スファキアナキス社のタキ社長も歓迎のスピーチを行った。華やかなギリシャの民族舞踊を始め数々のアトラクションを見ながらギリシャ料理のフルコースに舌鼓を打った。またこのパーティーには、日本国内からの販売店・代理店の皆さんのみならず、ヨーロッパの代理店の方も多数出席、さすがは世界ラリー選手権という華やかなものとなった。しかし、ここで問題が発生、予定された時間にチームスタッフと選手達が到着しないというハプニングが起きた。実はこの日は、レッキ(コースの事前試走)が行われており選手達はそのレッキが長引いた為、到着が遅れたのだ。しかし何とかアテネのパーティー会場まで駆けつけた日本、フィンランド、ドイツの各チーム選手達はスズキスポーツの田嶋代表により、満場のお客様に紹介され、盛大な拍手を浴びた。そしてこの席で各選手とも13日からのラリーに向けて抱負を語った。
「これだけ多くの人に応援されていると思うと一層、気が引き締まります。頑張ります。」
とJWRCで唯一の日本人ドライバーである丹羽選手。またカンガス選手もシェレ選手も一様に「スズキの一員である事を光栄に思います。多くの人に期待されている。このアクロポリス・ラリーでもいい成績が残せるよう頑張りたい。」と語った。

スズキ株式会社 筒井昭 副社長


ギリシャの民族舞踊


6人の選手たち


スズキスポーツ 田嶋伸博代表


いよいよスタート、世界一過酷なハードラリー




スターティングフラッグを振る筒井昭 副社長







さてスタートセレモニーは、未だ明るい夜の8時ちょうど、1号車が世界でも有数のタフで過酷なイベントに向けスタートを切った。大音量の音楽と扇動的な会場アナウンスでギリシャの熱狂的な観客が大いに盛り上がる中、400名のスズキ応援団の声援を受けたスズキ勢3台、ゼッケン59番のドイツチーム、67番のフィンランドチーム、そして72番の日本チームが8時40分頃その記念すべきスタートを向かえる事となった。このラリーのために十分な準備を重ねてきた3台のイグニス スーパー1600が、その勇姿をポディウムにあらわすと、ひときわ大歓声が湧き起こった。スズキ勢の応援に駆けつけてきた400名を超えるスズキのディーラー、そしてヨーロッパの代理店の皆さんが盛大な声援を送ったのだ。さらに主催者の粋な計らいで、シェレ/ヴァイス組のスタートではスズキ株式会社の筒井副社長が、カンガス/ラークソネン組の際はギリシャの現地代理店スファキアナキスのタキ社長、そして丹羽/井出上組ではスズキ株式会社の小野取締役がスターティングフラッグを振る事になった。スズキの大応援団もすっかりこの世界的なラリーの仲間としてこのセレモニースタートを楽しんだ。この400名の総指揮をとる筒井昭副社長は「さすがにWRCは凄いですね。スターティングフラッグを振るときは緊張しました。本当に選手のみんなには頑張って欲しい、期待しています。」と熱く語った。また小野取締役も「ここまできたらやるしかないね。楽しんでますよ。」と興奮を隠せない様子で語った。また応援団の皆さんもはじめて見る大イベントで大観衆の前、スタートしていくスズキ イグニス スーパー1600の勇姿に熱いものを感じたに違いない。
スタート後、選手達は陸路200キロ離れたベースに戻り、明日からの長く過酷なラリーに備える事になる。スタート会場でマシンを見守っていた田嶋伸博スズキスポーツ代表は、「おかげさまでマシンは順調に出来上がっています。後はもう選手とチームの皆に頑張ってもらうだけです。やるだけのことはやりました、期待してください。」力強く語った。

またこのセレモニースタートを観戦したディーラーの皆さんは、明日のレグ1、レグ2と2日間を2チームに分けてそれぞれバス5台に分乗しサービスエリアへ向かう。
サービスエリアではスズキ専用のホスピタリティーが用意されておりここでゆったりと各チームのサービスを見学、WRC世界ラリー選手権の雰囲気を肌で味わうことになる。

ラリーは明日14日、本格的なスタートを迎える。
1号車が午前8時(日本時間:午後2時)にサービスパークをスタートし、最初の競技区間であるSS1に向かう。
 
 

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