仕事や学校を終えて、友達とぶらぶら歩く夜

「なんか温かいもの食べたいね〜」と話していると、路地裏でぽつんと光る車を発見した。

近づくと ソリオを改造した屋台。
後ろのドアを跳ね上げると、小さなカウンターがあり、湯気がふわっと立っている。
店内には 二人の店主。
「おでん屋けんちゃん」 「須藤屋らぁめん」

一人が鍋からおでんを取り、もう一人がラーメンの麺やスープを仕上げている。

まずはおでん。大根・玉子・牛すじを頼むと、店主が手渡してくれる。

ひと口食べると出汁がじんわり体に染み渡り、「うまっ…」と自然に声が出る。

仕事帰りのサラリーマン、整備士、そして若者グループ。
湯気と出汁の匂いの中で自然に打ち解けていく。
世代を超えて、料理を通して会話が生まれるこの感じが屋台ならではだ。
常連の石島さんは同僚を連れてご来店

店主二人の手際よいコンビネーションで、おでんとらぁめんがすぐ目の前に置かれる。
ひと口食べれば、麺のコシとおでん出汁に全員が歓声。

おでん→ラーメンの流れは、一台のソリオ屋台で完結する小さなハシゴ飯。
世代も職業も違う人たちが、同じ空間で美味しさを共有しているのがたまらない。
広い車内とパーソナルテーブルを使った車内の特等席

「今日の寄り道、最高だったね」と口々に笑いあう。

最後はみんなで記念写真


サラリーマン、整備士とも自然に打ち解けられる小さな屋台。
ソリオ一台で、おなかも心も満たしてくれる魔法の車だった

オフショット
店長×3

店長を撮影する副店長

裏側まとめ

おわり