ある7月の蒸し暑い午後 アリーナ信州松本 仮店舗内の出来事・・・。
関口(2年目営業)「守谷さん、この前街中走ってたら自分のクロスビー、女子にガン見されたんですよ」
守谷(3年目営業)「気のせいだろ!?」
関口「いやいや、あれは自分かクロスビーどちらかに注目してましたよ!」
守谷「暑さで妄想加速してるなぁ(-_-;) 間違いなくクロスビーの方だろ」
「若い女性のお客様がクロスビー見に来る事近頃多くなったからな」
関口「クロスビーの加速って半端ないですし、自動車税もスイフトやソリオより安いし、
その上、女子ウケ良いなんて最強車じゃないですか!!!」
それを聞いていた大輪店長
大輪「いやいや、クロスビーもスイフトもいいが俺はやっぱりソリオだなぁ」
「ソリオの広さは別格だぞ」
関口「いやいや店長!!クロスビーの加速と女子ウケは別格ですよ」
大輪「若いなぁ。じゃぁ、クロスビーとソリオの違いでも調べてみるか!」
関口「わかりました!!!」
守谷「・・・はい。」
守谷心の声「(車体価格が安いスイフトが一番なんだけどなぁ・・・。)
ってな具合で前置きが長くなりましたが、改めてクロスビーとソリオを比較してみます

関口「クロスビーの最高出力は1000CCで73kW 対してソリオは1200ccで67kW」
「やっぱりクロスビーの方が圧倒的じゃないですか!!」
守谷「関口君残念!関口君が感じている加速感は最高出力よりも最大トルクに起因している。
クロスビーの最大トルクが150N・mでソリオが118N・m。この差が加速感の差になって
いるんだよ。
クロスビーの方が排気量が小さいのに最高出力も最大トルクもソリオより上なのは
ターボ搭載のお陰だね」
大輪「ターボを付ければ、例えばクロスビーのような1000ccエンジンでも1500cc自然吸気エンジン
並みのパワーが出せるんだ。ただその分燃費は悪くなる。それをハイブリッドシステムで
補っているんだよ。クロスビーは自動車税も抑えることが出来て、燃費とパワーの両立。
確かに関口君が言うように最強の車と思ってもいいかもしれないね。」
守谷「店長は何でクロスビーでなく、ソリオを購入したんですか!?」
大輪「クロスビーもスイフトも好きだけど、やっぱりソリオの広さかな」
「というか、自分の意見よりも妻の意向かな・・・。」
守谷・関口「・・・。」
大輪「女性やファミリーは広さや収納力を重視するからな」
関口「クロスビーの全長は約3.76m ソリオは約3.79m
全幅約1.67m 約1.64m
全高約1.70m 約1.74m
外観はほとんど同じような寸法ですね。」
大輪「問題は室内寸法だな」
関口「室内寸法はクロスビーの室内長は約2.17m ソリオは約2.50m
幅は約1.35m 約1.42m
高さは約1.28m 約1.36m
室内長の差が33cmって驚異的ですね!!改めてソリオの広さを
感じました!ファミリーにも人気ある訳ですね。」
大輪「クロスビーが狭い訳ではないが、ソリオはスズキの得意な軽自動車のノウハウ。
小さいスペースを最大限生かす技術が生かされている。
まぁ、クロスビーはオフロード車だから広さを求めるのも無理があるけどな。」
守谷・関口「なるほど!」
という訳で、頂上決戦は甲乙付け難いという事で・・・。
<おしまい>