皆さんこんにちはスズキアリーナ北神店(みどりモータース)の大坪です。
今回ご紹介しますブログの内容は、自動車のエアコンの作動点検になります。
今年も暑くなる季節になって来ましたので皆さんもお車をご使用される際は、エアコンが効かないと暑くて運転どころじゃないですよね
エアコンの作動点検と言っても簡易点検から時間を要する点検まであります。
自動車のエアコンの作り(構成)は、簡単に説明させて頂きますとエアコンガスをコンプレッサで圧縮し、ガスを冷やす箱まで送り、冷やされたガスは
エアコンの部品(装置)により霧状の液体に変わり車室内のブロアファン(送風機)でしゃないを冷やします。その後液体のエアコンガスはコンプレッサに戻り再度圧縮されます。(この繰り返し)
エアコンが効かなくなる原因は、幾つかございます。例を挙げますと
1エアコンのガスがエアコンサイクル内で外部に漏れる隙間ができ漏れている。
2コンプレッサの作動不良
他にもございます。
では点検していきましょう。

suzuki の1世代前のアルトになります。

こちらがエンジンルームです。エアコンの配管等作動部品はエンジンルーム車両室内にあります。

丁度指で刺してます奥に鎮座していますのがエアコンガスを圧縮(圧送)しているコンプレッサーです。
このコンプレッサーからガスが抜けたり中の部品の固着、劣化でエアコンが効かなくなることも多々あります。

続いてこちらの写真のシルバーの配管ですこの配管はコンプレッサーから室内まで繋がっています。
配管の中には、圧縮されたエアコンガスが循環しています。
配管の損傷での漏れはレアケースですが配管と配管の継ぎ目などから年数経過によりガスが漏れることがあります。

目視での点検が終わったら次は、冷媒ガステスターを使っての点検になります。
ここからは複雑な点検になりますので簡単にご説明させて頂きます。
テスターで分かることは、コンプレッサーの圧縮の有無 ガスが入っているかになります。

このテスターは、エアコンガスも注入出来ます。
点検が済んだら修理を進めていく流れになります。
詳しい修理内容は一つ前のブログに掲載させて頂いています。是非ご覧ください。
皆さん今年も暑い季節になりましたので気を付けてください。
それではまた次週もお楽しみに。
みどりモータース 大坪