スズキのターボエンジン「ブースタージェット」。
1.0Lと1.4Lの2つが用意されています。
1.0Lは1.5L並みの性能。1.4Lなら2.0L以上の性能を発揮します
ターボというと、燃費が悪いイメージがあると思います。
なのに低燃費ってどういうこと?と質問を受けることがございます。
それはターボに対する考え方の違いです。
昔のターボは、もっと力を出すための手段でした。
1.5Lエンジンの車にターボを用意する。これが昔のターボ車です。
もっと大きなパワーを出しますから、1.5Lとしては燃費が悪くなります。
しかし、2.0Lと比較するとどうだったのでしょうか
スズキのブースタージェットエンジンは、1.0Lエンジンにターボを
組み合わせて1.5L並みの力を引き出せます。
これを、従来の1.5Lの代わりに置き換えました。
実は、車がエンジンのパワーを全部必要とすることはほとんどありません。
1.5Lエンジンの場合、ずっと1.5Lで走りますが、
1.0L+ターボにすれば、力が必要な時には1.5L並みの力を発揮し
必要のない時には1.0Lエンジンとなって走れます。
発進時や高速以外では排気量が小さくなるイメージです。
ですから、力もあって燃費もいい。そんなエンジンになります。
新型クロスビーには、さらにアイドリングストップ、マイルドハイブリッドが
組み合わされました。進化は止まりません !!
燃費だけではありません。ブースタージェットの魅力は
ターボならではの爽快な走り。
ぜひ、一度ご体感ください
『ブースタージェットエンジン搭載車種』
スイフト・バレーノ・クロスビー (1.0L)
スイフトスポーツ・エスクード (1.4L)
booster jet