
梅雨が終わっても要注意!タイヤの劣化と溝の深さを今すぐチェック
梅雨がやっと終わり夏がやってくる時期。
夏は夏で突然のスコールに襲われることも!
梅雨が明け油断しているこの時期は、
いつも以上に「タイヤの状態」が重要になります。
今回は、雨天時の安全運転に欠かせないタイヤの劣化や溝の重要性についてご紹介します。
経年劣化したタイヤのリスクとは?
タイヤはゴム製品です。たとえ走行距離が少なくても、時間の経過とともに劣化していきます。
特に、以下のような症状が見られる場合は要注意です。
〇ヒビが入ってきている
〇製造から5年以上経過している
〇ゴムが硬くなり、しなやかさが失われている
劣化したタイヤはグリップ力が低下し、雨の日の制動距離が大きく伸びてしまいます。
最悪の場合、スリップやハイドロプレーニング現象(水の上を滑るように車が制御不能になる)を引き起こす危険性があります。
溝が浅いとどうなる?
タイヤの溝には、雨水を外に逃がす排水機能があります。溝が浅くなるとその排水性能が落ち、以下のような危険が増します。
ツルツルのクロックスでタイルの上を歩くようなもの・・・
滑りますよね・・・
制動距離の延長:ブレーキを踏んでもすぐに止まらない
ハイドロプレーニングの発生:路面との接地が失われ、ハンドルが効かなくなる
コーナリング時の不安定さ:カーブでのグリップ力が不足し、ふらつくことも
法律で定められた最低溝深さは1.6mmですが、安全のためには3mmを下回る前に交換することが推奨されています。
点検のタイミングは?
以下のタイミングでタイヤの点検をおすすめします。
〇車検や点検のとき
〇季節の変わり目(特に梅雨前)
〇遠出や旅行の前
〇製造年が古くなったと感じたとき(タイヤの側面に製造年が記載されています)
安心・安全な夏のドライブのために
溝の深さや劣化状態のチェック、空気圧の調整など、お気軽にご相談ください。
安全は、足元から。
快適なカーライフをサポートいたします。
