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スズキ・イグニス好発進! >>RESULT
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SS4を走行する
ユハ・カンガス/ミカ・オバスカイネン組の
「スズキ イグニス スーパー1600」
ニキ・シェレ/ゲルハルト・ヴァイス組
SS1の24km地点で、
マシントラブルによって惜しくも
リタイアとなった丹羽・草加組
 モンテカルロのヨットハーバーに設けられたパルクフェルメ(車両保管所)を55台の車がスタートしたのはまだ陽が昇る前だった。モナコからフランス・アルプス山麓へとラリー車は一般車に混じって移動した。周囲は凍結し、氷と霧氷の世界。灰色がかった風景が、明るくなるまでの気温はマイナス9度だった。ラリー好きの人々が好みの地点へと凍結した道を走った。


 3日間で最も長い距離を走る1レグ(SS総走行距離157.7キロ)は、5つのSSで構成されていた。しかし、見所の多いSS2には、狭いコースに観客があふれ、危険と判断されたためキャンセル。今年のモンテカルロ・ラリーも波乱の幕開けとなった。

ジュニアWRCは、27台がスタートしたものの、昨年優勝したシトロエンが、クラッチハブのトラブルによって6台が早々とリタイア。また、今年より新たに参戦したMG、フォルクスワーゲン、オペルはすべて姿を消し、歴戦の参戦車に混じって、初日を走りきれたのは「スズキ イグニス」のみ。ラリーの初日、1レグを走りきったのは約半数の15台となり、あらためてモンテカルロラリーの厳しさを知らしめる結果となった。


 スズキ イグニスは、初参戦にも関わらず、ドイツチームのニコラス・シェレ選手が大健闘の5位。フィンランドのユハ・カンガス選手は慎重に走行し12位に付け、観客はもちろん、ラリー関係者にイグニスの完成度の高さをアピールした。また、日本チームの丹羽和彦はマシントラブルによってSS1の24km地点で惜しくもリタイアとなった。


【チームのコメント】
 スズキスポーツ 田嶋伸博氏:  「初めてのラリーで1レグを完走するだけでも大変だと思ったのですが、とにかく2台が2レグへ進出できたのは、今後の開発を含めて大きな成果です。」
ニコラス・シェレ選手:  「速さとか入賞とかは考えません。まず完走、それから開発を続け車をより良くしたい。無理せずに走ります。」
ユハ・カンガス選手:  「まだ、路面が凍結している部分があるので、慎重に走りました。クルマのセットアップは上手くいっています。」
丹羽和彦選手:  「順調にいっており、車についても満足していましたが、残念な結果となってしまいました。車のセットアップを進め、次につなげたいと思います。」


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