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スズキ・イグニス モンテカルロを発進! >>PHOTO


 JWRC(ジュニア世界ラリー選手権)に参戦する唯一の日本車として、「スズキ・イグニス」が17日夜、モナコ最大の"名所"カジノ前で拍手を浴びてスタート台に上がり、02年WRC第1戦「モンテカルロ・ラリー」に登場、ヨーロッパの強豪に仲間入りした。ラリーは18日から20日にかけて、モナコ北方、フランス・アルプスの切り立った山々を駆けめぐる。


カジノとオテル・ド・パリが鮮やかにライトアップされたスタートランプで「スズキ・イグニス・ジャポン」のアナウンスが、広場を一杯に取り巻いた観客に向かって響いた。ユハ・カンガス組(フィンランド)、ニコラス・シェレ組(ドイツ)、そして日本の丹羽和彦、草加浩平組がスズキイエローにカラーリングされたイグニスでスタート台に上り、記念すべきジュニアWRCのスタートを切った。
伝統のモンテカルロ・ラリー。
カジノ前から記念すべきスタートを切った
「スズキ イグニス スーパー1600」


ジュニアWRCは、昨年より「スーパー1600」と呼ばれるクラスとしてWRCと併催され、小型車の販売が中心のヨーロッパでは、メーカーが最も力を入れている激戦区となった。車両の扱い易さ、若手ドライバーの育成としてFIA(国際自動車連盟)が注目。今年よりジュニアWRCとして、"ラリー・サーカス"の頂点に立つWR(ワールドラリー)カーへの登竜門として位置づけた。
スズキは、この新しいカテゴリーに、スズキ・スポーツ(田嶋伸博代表)を通じて日本、ドイツ、フィンランドから出場する3チームを支援。参戦車両として、アジア・パシフィック・ラリー選手権で、クラス優勝の実績を持つイグニス(日本名スイフト)を投入した。

 1月17日、スタートに先立ちジュニアWRCのシェイクダウン(公式練習)がモナコ北東、約40キロのソスペル〜カスティリオン間の山岳路で行われた。午前中は草も木も霧が凍結して白く光り、寒気の中、観客がコースぎりぎりまで迫って、ラリー車のドライビングや動きを追った。
練習走行を熱心に見守る観衆の中を駆け抜ける「カンガス・オバスカイネン組」。



 丹羽選手は「すごい人で驚きました。乗る方も張り合いがあります。」と言い、ベテラン・ナビの草加選手は「どこのチームもそうだと思いますが、まずはリスクを避け、しっかりと走ってデータを取りたい。」と落ち着いた口調だった。ジュニアWRCにエントリーしたのは、スズキのほかにシトロエン、オペル、フィアット、フォード、プジョー、MG、フォルクスワーゲンの8メーカー27台。

日本との時差は8時間。1月18日の現地時間で朝6:00(日本時間で14:00)より本格的な競技が開始される。



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