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ラリーオブキャンベラ開催迫る!!
田嶋選手自らイグニス・スーパー1600をドライブ!!
2002年5月2日  

モンスター田嶋 伸博

キャンベラ
 2002年度アジア・パシフィック選手権の第1戦が豪州の首都、キャンベラで5月3日 から6日までの3日間にわたり開催される。このイベントは豪州チャンピオンシップと して開かれて来ていたものだが、3年前からWRCイベントでもあったパースでのラリー・ オーストラリアからアジパシ部門が移行されたものだ。
 キャンベラはご存知のとおり、オーストラリアの首都。かつてシドニーとメルボルンが その首都の座を争った(?)結果、その中間点に全く新しい街を作ることになり、それで 生まれた都市だ。商工業はほとんど行われておらず、純粋に首都機能のみを求めて街が造 られたため、実に静かで美しい山間の小都市になっている。街の中心から10分も走れば もう郊外、植林地や牧場が広がっている。その豊富なダートロードを利用して行われるのがラリー・オブ・キャンベラで、最も遠いステージまででも40〜50kmと非常にコンパクト なコース設定が可能になっている。ラリーコースとして使われるのは、こうした森にある林道。
路面は赤土がほとんどで、ド ライなら猛烈な土ぼこりの舞い上がる豪快なラリーになるが、これが一旦ウエットになるとヌルヌルな赤土にタイヤを取られ、リタイアが続出するという側面も持つ。今年は2台 同時スタートのスーパーSSは無し、ステージは全て森の中や牧場のラリーロードという コース設定となった。
昨年のスズキ イグニス (Rally of Canberra)


強い地元勢
ここで2年連続優勝しているのがニュージーランド人だが5年連続で豪州チャンピオン に君臨しているポッサム・ボーン選手、これに地元の強豪が続く。昨年のAPRCチャン ピオンとなったカラムジット・シン/プロトンや準チャンプのニコ・カルダローラ/ラン サーらをもってしても6位入賞を狙うのがやっとという状況だ。圧倒的に地元勢が有利な イベントとなっている。


速さを見せるか、田嶋選手!!
2002アジア・パシフィック・ラリー選手権、スズキはJWRCと同じくイグニス・スー パー1600で参戦する。WRカーやグループAの4WD勢に比較してパワーで劣るクラス だが、このアジパシではJWRCではチームのサポートに回っているスズキスポーツ総帥 田嶋選手自らがドライブ、JWRCに向けてのテストという側面もあるが、その速さは定 評のあるところ、何処まで順位を上げてくるか楽しみだ。

次のリリースは5月6日(月)に更新します。







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