スズキのクルマでめぐるおすすめスポット情報

おすすめスポット/千葉県/南房総・養老渓谷周辺

  • 千葉
  • 絶景
  • 見どころ
  • グルメ

今回は千葉県の南房総、養老渓谷周辺のおすすめスポットを紹介します。

  • ※掲載の内容は2024年3月現在の情報です。
  • ※臨時休業や営業日、営業時間変更の場合もあり、確認の上お出かけください。

養老渓谷

『養老渓谷』は、房総半島のほぼ中央に位置し、夷隅郡大多喜町粟又から市原市朝生原を流れる養老川によって作られた渓谷です。
自然本来の姿が今なお残されており、周辺には温泉、旅館や茶屋、ハイキングコースなどがあり、渓谷一体が観光スポットになっています。なかでも養老渓谷の上流にある「栗又の滝」は、全長100mにわたる緩やかな滝で、新緑や紅葉との風景が美しい、渓谷を代表するスポットです。
また、県道81号のそばの「向山・共栄トンネル」は、東側が向山トンネル、西側が共栄トンネルと呼ばれ、向山側が珍しい二階建てのトンネルで、先に作られたトンネル(上)と後に作られたトンネル(下/現在)の姿が、不思議な雰囲気を醸し出しています。このエリア周辺でさまざまな楽しみ方ができる、おすすめのスポットです。

所在地:
〒298-0200 千葉県夷隅郡大多喜町周辺
駐車場:
周辺に複数有

栗又の滝、上部を遊歩道から見下ろす

栗又の滝を遊歩道から

向山トンネル側から見る2段になったトンネル内

共栄トンネル側から見るトンネル内

栗又の滝近くにある山猫茶屋

人気のかき氷の扱いは4月から10月まで

写真はクリックで拡大します

滝見苑けんこう村 ごりやくの湯

「栗又の滝」近くにある『滝見苑けんこう村 ごりやくの湯』は、渓谷の緑が一望できる山の中の温泉です。
海のイメージが強い房総半島ですが、こちらは渓谷を眺めながら温泉を満喫できる、癒しのスポットとして人気です。
施設内は温かみのある木造りで天井が高く、大きな窓から四季折々の自然が覗き、まるで自然と一体化したような空間。
また、敷地内は「けんこう村」として散策路が整備されており、ゴールの「金神の滝」まで続く1.5kmのハイキングコースには、「ホタルの沢」や川遊びができるスポットなどもあります。
施設全体を楽しむことで、心と身体にご褒美をあげてみませんか?

所在地:
〒298-0277 千葉県夷隅郡大多喜町粟又176
営業時間:
10時~18時(最終受付17時)
定休日:
水曜日
WEBサイト:
https://www.goriyakunoyu.jp/
駐車場:
有(無料)

入口から見た『ごりやくの湯』、外観

露天風呂(施設提供画像)

内湯(施設提供画像)

フロントから風呂に向かう廊下

外の眺めもいい休憩所

畳敷きの休憩所

写真はクリックで拡大します

魚屋食堂 勝浦

山の中の落ち着いた雰囲気のお店、『魚屋食堂 勝浦』は、魚屋も経営するオーナーだからこそ仕入れられる、新鮮な海の幸をふんだんに使った食事が楽しめるお店です。メニューに使われる食材は、大型船が入港する勝浦港、多種多様な海産物が水揚げされる鴨川港で仕入れています。その日の朝に獲れた海鮮がふんだんにのせられた「漁師の海鮮丼」や、勝浦の名物である「坦々麺」の風味をアレンジした「タンタン海鮮丼」、勝浦漁師めしの「漁師めし まご茶漬け」など、ここでしか頂けない勝浦の海鮮料理が人気です。駐車スペースも十分にあるので、腹ごしらえにぴったりのお店です。

所在地:
〒299-5205 千葉県勝浦市松野1459−1
営業時間:
11時~15時30分
定休日:
火・水・木曜日
WEBサイト:
https://www.sakanaya-shokudou.com/about
駐車場:
有(無料)

『魚屋食堂 勝浦』の外観

店内の様子/2階

2階窓際のカウンターテーブル

ミニ海鮮丼とフライセット

炙り海鮮丼(内容は変わる場合あり)

漁師めし まご茶漬け

写真はクリックで拡大します

元祖勝浦式担々麺 江ざわ

勝浦に訪れたからには外せない名物「勝浦坦々麺」をいただける、『元祖勝浦式担々麺 江ざわ』は、勝浦で一番行列ができるお店と評判です。
元々海岸近くの食堂だったこのお店は、先代が昭和49年に考案した「江ざわ式・坦々麺」が漁師の方々や海女さんの間で「海で冷えた身体が温まる」と評判になり、地元の方々の間で人気のお店となりました。その口コミが他店にも広がり、メニュー化されたことで、勝浦の名物にまでなったと言われています。
透き通ったラー油の真っ赤なスープと、ふんだんにのったひき肉やネギが特徴的で、かき混ぜることで醤油ベースや鳥ダシなどの旨味が加わり、ただ辛いだけじゃないまろやかな “深いコク” が味わえます。辛いもの好きの方はもちろん、地元の人が愛した味を楽しみたい方におすすめの名店です。

所在地:
〒299-5215 千葉県勝浦市白井久保296−8
営業時間:
11時30~18時
定休日:
月曜日
駐車場:
有(無料)

休みの日は行列ができる『江ざわ』の外観

店内の様子

担々麺(中辛)

担々麺は辛さが選べる

写真はクリックで拡大します

鵜原理想郷

勝浦湾の西側にある明神岬周辺の景勝地『鵜原理想郷(南房総国定公園)』は、波によって削られた地層と一部には人工的に切り出した跡が残る、独特の景観を望むことができるスポットです。
駐車場から歩いて手彫りトンネルを抜け、ハイキングコースを進むといくつもの小さな岬や「日本の渚百選」にも選ばれた「鵜原海岸」など、要所に見どころや広場、ベンチなどが点在。数多くの文豪作品の舞台となった美しく壮大な景色は一度は目にしておきたい眺望です。

所在地:
〒299-5243 千葉県勝浦市鵜原
駐車場:
有(無料)

手彫りトンネルの中

向かいの岬/手弱女平方向を見る

断崖の地層と彫られた跡

黄昏の丘からの眺め

漁港側から見る岬

ハイキングコースから見た鵜原海岸

写真はクリックで拡大します

大山千枚田

『大山千枚田』は、鴨川の山間、32,000㎡/375枚に及ぶ田が連なるスポットで、「日本の棚田百選」にも選ばれています。
平地の少ない傾斜部の地域に作られる棚田ですが、『大山千枚田』もここ鴨川の土地の人々の食糧供給の柱として長きに渡り受け継がれてきました。
里山と美しい田園風景は、水を張り始めた春の空が映った水面や、夏の瑞々しい緑、また秋の黄金色の稲穂、夕暮れ時の美しさと、さまざまな表情を見せてくれます。秋にはライトアップイベントなども開催されていますので、ドライブで立ち寄ってみてはいかがでしょう。

所在地:
〒296-0232 千葉県鴨川市平塚540
WEBサイト:
https://www.city.kamogawa.lg.jp/site/kamogawa-kanko/816.html
駐車場:
有(無料)

水が張った千枚田を見下ろす/5月

展望台から見る千枚田/5月

展望台から見る千枚田/5月

冬の千枚田/1月末

写真はクリックで拡大します

鋸山

房総半島の観光スポットとして有名な『鋸山』は、剥き出しの岩壁が特徴的な標高392.5mの尾根がノコギリの歯の形のように見えることから名付けられたものです。
通称「地獄のぞき」と言われる、せり出した崖上の展望台から覗く景色はスリル満点。遠くを見渡せば、東京湾一帯から伊豆諸島まで雄大な景色が広がっています。
また、鋸山はかつて「房州石」と呼ばれる良質な石材の採石が盛んであったため、当時の採石の跡をいたる所で見ることができます。
山頂まではロープウェイで上がるのが定番ですが、「鋸山登山自動車道/有料」もしくは「鋸山観光道路/無料」を使い、車でも山頂近くの駐車場まで行くことができるので、ドライブならこちらのルートもおすすめです。

所在地:
〒299-1901 千葉県安房郡鋸南町元名
WEBサイト:
https://maruchiba.jp/feature/detail_108.html
駐車場:
有(無料・有料複数有)

断崖絶壁の上にある地獄のぞき

百尺観音と地獄のぞき

鋸山登山自動車道入口料金所

自動車道、途中にあるトンネル

駐車場と日本寺入り口前

大きな切り通しを歩く

写真はクリックで拡大します

香豆珈琲 - kou's coffee

「ゆったり・まったり・のんびり 珈琲時間をどうぞ」がキャッチフレーズの『香豆珈琲 - kou's coffee』は、築130年の古民家をリノベーションした、温もり溢れるカフェです。
外観は白壁と薪ストーブの煙突が特徴的で、木のぬくもりを感じる店内は落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
自慢の珈琲は、生豆50%、焙煎40%そしてマスターのひと手間10%で淹れられたこだわりの一杯。美味しい手作りのデザートと一緒に頂くのがおすすめです。
また、「オリジナルジンジャーシロップ」を使用した、辛口ジンジャエールも人気メニューのひとつ。ほっと一息つきたいときに立ち寄りたい、隠れ家カフェです。

所在地:
〒299-1861 千葉県富津市金谷3867
営業時間:
9時~18時
定休日:
水・木・金曜日
WEBサイト:
https://www.kous-coffee.com/
駐車場:
有(無料)

香豆珈琲の外観とスペーシア

オーナーご夫妻

レモンケーキとコーヒー

季節限定のタルト・タタンとコーヒー

少し硬めに仕上げたプリン

オレンジとクリームチーズのスコーン

写真はクリックで拡大します

岡本桟橋 (原岡桟橋)

CMやドラマなどのロケ地として数多く利用され、一度は目にしたことがあるかもしれない『岡本桟橋(原岡桟橋)』は、全国でも数少ない木製(一部)の桟橋として多くの観光客に人気のスポットです。
元々は漁業用に整備されたもので、浜辺から海に向かってのびている姿と、オレンジ色の電灯が灯るレトロな雰囲気が魅力。実際に橋を渡ってみると、水面が近く波の揺れを感じ、想像以上にスリリング。
桟橋からは運が良ければ富士山や伊豆半島を見渡すことができ、夕日が落ちる時間帯は息を呑むほど美しい眺望が見られます。

所在地:
〒299-2403 千葉県南房総市富浦町原岡210−1
WEBサイト:
https://maruchiba.jp/spot/detail_10409.html
駐車場:
有(無料)

駐車場のスペーシアと桟橋

桟橋の砂浜側から見る

砂浜から見た桟橋と日没

桟橋と夕日にかすかに富士山が見える

写真はクリックで拡大します

ギャラリー&カフェ 船形倉庫

南房総の風景画家・溝口七生さんの作品を常設している『ギャラリー&カフェ 船形倉庫』は、築100 年の房州石の倉庫をリノベーション。
「父の作品をより多くの方に見てもらいたい」という、三姉妹の強い敬意と情熱から作られたスポットであり、約300点にわたる作品の中からテーマごとの展示や、一部は販売もされています。
内部は石造りがそのまま残されており、併設のカフェでは、ノスタルジックで落ち着いた雰囲気の中、コーヒーやデザートなどを楽しめます。
天気がいい日にはテラス席も利用可能。房総の風に包まれながら、美しい絵画と共に非日常感を味わえる、唯一無二の空間です。

所在地:
〒294-0056 千葉県館山市船形1422−6
営業時間:
10時~17時30分
定休日:
月〜木曜日
WEBサイト:
https://funakatasoko.com/
駐車場:
有(無料)

ツタの絡まる房州石の入口付近

入口側のギャラリー

カウンターとテーブル席

レモネード、クッキー、プリン

写真はクリックで拡大します

沖ノ島

沖ノ島(沖ノ島公園)は、館山湾の南側に位置する陸続きの小島です。
元々は、沖合の孤島でしたが、関東大震災などの影響による島の隆起によって陸続きとなりました。
温暖帯の植物で覆われた沖ノ島は、サンゴの保護区域であり、また、さまざまな海岸動植物が生息しているため、自然のありのままの姿を見られるガイドツアーも開催されています。
磯遊びや貝殻採集、海水浴やシュノーケリングなど、家族や友達と気軽に、房総の自然や透き通った海を楽しむことができるスポットです。

所在地:
〒294-0035 千葉県館山市富士見
WEBサイト:
https://maruchiba.jp/spot/detail_10426.html
駐車場:
有(無料)

駐車場からつながる砂浜と沖ノ島

沖ノ島の岩場

沖ノ島の岩場

護岸付近から見る浅瀬

写真はクリックで拡大します

野島埼灯台

房総半島最南端に立つ『野島埼灯台』は、美しい八角形をした洋式灯台で、日本に16しかない “のぼれる灯台” のひとつです。
明治2年、日本で二番目に建設されましたが、関東大震災の影響で倒壊。その後大正14年に現在の姿となる二代目に生まれ変わりました。太平洋戦争に巻き込まれながらも、現在まで千葉の海の道しるべとして灯をともし続けています。
灯台の上からは房総半島や太平洋の大パノラマを望むことができ、併設の資料展示室では、変わりゆく時代と共にそこに立ち続けた灯台の歴史を知ることも可能です。

所在地:
〒295-0102 千葉県南房総市白浜町白浜630
営業時間:
3月~9月
土日8時30分~17時/平日9時~16時30分
10月~2月
土日8時30分~16時/平日9時~16時
WEBサイト:
https://www.tokokai.org/tourlight/tourlight04/
駐車場:
周辺に複数有(無料)

灯台の入口付近から

灯台下から見上げる

灯台の上から

灯台から見る野島崎の岩場

資料展示室 きらりん館

野島崎の岩場に繋がる広場

写真はクリックで拡大します

ところてん青木

新鮮な海産物が有名な房総半島では、ところてんの原料である「テングサ」も多く収穫されます。そんな鴨川で採れたテングサを使った、手作りのところてんを頂けるのが『ところてん青木』です。
提供されるのは、ご主人自身が収穫したテングサを、手間暇かけて完成させたところてん。
味は出汁の効いた酢と黒蜜の二種類。ところてんの太さにこだわった特注の器具「天突き」で、その場で切り出して頂くことができます。
シンプルだからこそ、本物の美味しさを追求した逸品を求めて足を運びたいお店です。
なお、鴨川から移転した笹川湖畔の新店舗では、ところてんだけでなく海鮮メニューもいただくことができます。

所在地:
〒292-0526 千葉県君津市笹1726
営業時間:
10時~17時
定休日:
水・木曜日
駐車場:
有(無料)

駐車場から見たお店の外観

店内の様子

ところてんを作る店主

ところてんを「天突き」で切り出す様子

黒蜜/小袋のきなこも付く

酢醤油

写真はクリックで拡大します

小結興津

『小結興津』は、知る人ぞ知る寿司の持ち帰り専門店です。松竹梅のさまざまな握り寿司のセットから、ちらしやアナゴのお弁当まで取り揃えており、その場で注文を受けて握った寿司を持ち帰ることができます。
回転すしとはひと味違う美味しさながら、リーズナブルな価格で提供されているため、地元の方や常連さんが多く利用しています。
「本日のおすすめ」や「しめ鯖寿司」「バッテラ」も人気のメニュー。お店から歩いてすぐの興津の海を眺めながら食べたり、お土産としてもおすすめです。

所在地:
〒299-5245 千葉県勝浦市興津2619−1
営業時間:
9時~19時
定休日:
月曜日
駐車場:
周辺に複数有(無料)

お店の外観

海老としめ鯖を詰めてもらう

握り寿司と巻き寿司のセット

お店からすぐ近くの興津の海

写真はクリックで拡大します

江見吉浦 海辺のキャンプ場

スペーシアのCMロケ地にもなった『江見吉浦 海辺のキャンプ場』。見渡す限り広がる海を眺めながらキャンプを楽しむことができるのが最大の魅力です。
比較的波の影響を受けにくいエリアにあるため、キャンプ場付近で磯遊びや釣りを楽しむこともできます。
また、季節ごとに開催されるイベントや、ガイドと共に房総の海の自然探索も楽しめます。
※利用には会員登録と予約が必要です。

所在地:
〒299-2866 千葉県鴨川市江見吉浦104
WEBサイト:
https://umibenocamp.rsvsys.jp/
駐車場:
施設利用以外の駐車場は無し

キャンプ場入口とゲート

キャンプ場下に広がる磯場

夕暮れのキャンプサイト

キャンプサイトのスペーシアと海

写真はクリックで拡大します

今回登場した車

スペーシア HYBRID X

ボディーカラーは、ミモザイエローパールメタリック

取材雑記

養老渓谷や南房総周辺を移動した今回の取材旅。
途中の道では「きょん」に出会ったりしながら楽しいドライブとなりました。
スペーシアの広い室内と便利で快適な装備は、同行するスタッフにも好評でした。
紹介したスポット以外にも見どころは沢山あります。
気になるスポットがあれば、ぜひ皆様も愛車で訪れてみてください。