車は走行するにしたがい、または時間の経過とともに、部品の劣化や摩耗などが進みます。お車の健康状態を一番よく把握していなければならないのはお客様ご自身であり、定期点検整備はいうまでもなく、日常点検などの日頃からのチェックが必要となります。大きなトラブルや余分な出費を防ぎ、より一層の安心を得るために、こまめな点検整備を心がけましょう。
お客様には、お車の点検整備を確実に実施することが、法律(道路運送車両法)で義務付けられています。使用状況に応じた適切な点検整備および国が定める日常点検整備、定期点検整備を確実に行なう必要があります。
車検とは、お車がその時点での国の基準(保安基準)に適合しているかどうかをチェックするものであり、この検査に合格したからといってそのまま安心して乗り続けられるものではありません。
車検時は、定期点検整備付車検をお勧めいたします。
日常の車の使用状況に応じてお客様自身で実施可能な点検項目となっています。点検時期の目安としては、長距離走行前や、洗車時、給油時などに実施します。
標準的な車の使用(10,000km/年、鋪装路走行)を前提に、安全の確保、公害防止の上から1年及び2年毎に実施する必要最小限の点検整備項目です。
登録日から1か月と6か月の2回、無料で点検を実施します。(貨物車は1か月のみ)
油脂類やフィルターは走行距離または期間により性能が低下(劣化)していきますが、外観の点検では劣化の判断が難しいため、走行距離や期間により定期的な交換を指定しています。
お車をより快適に、より安全にご使用いただくために、定期点検整備(法律で定められた整備)以外に基本的なポイントを点検整備し、消耗・劣化部分のメンテナンスを行います。
標準的な使用条件と著しく異なる厳しい条件でお車を使用される場合、部品の劣化度合が異なってくることがあります。
そのようなお車は、安全を確保するために通常よりも早めに点検整備が必要です。実施にあたっては、スズキ販売店叉は代理店へ依頼することをおすすめします。