スズキのクルマでめぐるおすすめスポット情報
おすすめスポット/熊本県/阿蘇・天草周辺

今回は熊本県の阿蘇・天草周辺のおすすめスポットを紹介します。
- ※掲載の内容は2024年11月現在の情報です。
- ※臨時休業や営業日、営業時間変更の場合もあり、確認の上お出かけください。
草千里ヶ浜
烏帽子岳の麓に位置する『草千里ヶ浜』は、阿蘇の代表的な名所のひとつです。
2013年に国の名勝天然記念物となったこちらは、標高1,100mの高さにあり、雄大な景観を一望することができます。
雨水が溜まってできた池の水辺では、放牧された牛や馬が休んでいる姿が見られ、広大な草原と一体となった、長閑で開放的な景色を作り出しています。また、鮮やかな緑の風景だけでなく、厳冬期の樹氷や雪化粧をまとった美しい眺望など、四季折々の表情を楽しむことができます。
愛車を停めて、草原の散策もおすすめです。
- 所在地:
- 〒869-1505 熊本県阿蘇市草千里ヶ浜
- 駐車場:
- 複数有(無料/有料)
阿蘇望橋
『阿蘇望橋』は、国内初の屋根付き木造車道橋です。欧米ではよくみられますが、国内では珍しい屋根の付いた車も通れる橋となっています。
主に地元産のスギの木を使用して作られ、通常の橋の2倍の耐久性があるそうです。
存在感のある橋の姿と、周りの自然とのコントラストが、ノスタルジックな独特の景観を作り出しています。
また、『阿蘇望橋』という名前は、「阿蘇の自然と地域の方々の温かさに触れてほしい」という願いのもと、地元の方々からの公募で名付けられました。
箱石峠展望所
知る人ぞ知る阿蘇五岳を一望できるスポットの『箱石峠展望所』は、国道265号線、箱石峠を登った先から分かれた道沿いにある展望所です。こちらからは、迫力ある阿蘇五岳の稜線が並ぶ姿と箱石峠を見下ろす景観が広がり、雄大な自然と一体化したような感覚が味わえます。
また、暖かい季節の新緑の山々だけでなく、秋頃からは、「草子積み」と言われる “冬の間の馬や牛の食糧となる干草の束” が至る所に作られ、趣のある眺望も楽しめます。著名な観光名所ではない場所だけに、絶景を独り占めできるスポットです。
新阿蘇大橋展望所 ヨ・ミュール
2016年に熊本地震で倒壊してしまった「阿蘇大橋」が再建築され出来上がった「新阿蘇大橋」のたもとにあるのが『新阿蘇大橋展望所 ヨ・ミュール』です。「ヨ・ミュール」とは熊本弁で “よく見える” の意味。「新阿蘇大橋」だけでなく、「長陽大橋」や「南阿蘇鉄道」を眼下に見下ろすことができます。また、震災時の仮設住宅にあった集会所を移設し、現在は休憩所としてジェラートなどの販売も行っているそうです。
展望所には駐車場もあるので「新阿蘇大橋」を渡るだけでなく、自然の中で力強く建つ橋の姿を望むのもいいですね。
- 所在地:
- 〒869-1404 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽4368ー1
- 営業時間:
- トイレ・休憩室
9時~17時
ソフトクリーム販売
10時~16時
- 駐車場:
- 有(無料)
カフェ ティッペル
『カフェ ティッペル』は、ドイツから取り寄せた選りすぐりの木製雑貨とバームクーヘンを販売する本場ドイツ式のカフェです。
緑の中に佇む、赤い木組みの可愛らしい外観が特徴的。
ドイツから輸入した専用オーブンで作られた、一本焼きの自家製バームクーヘンは、本場のこだわりと日本人に合わせた味を研究した手間暇かかった一品です。テイクアウトしてお気に入りのドイツ雑貨と一緒に、お土産にするのもおすすめです。
- 所在地:
- 〒869-1404 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽4635
- TEL:
- 0967-67-3736
- 営業時間:
- 10時~17時
- 定休日:
- 水曜日
- WEBサイト:
- https://cafe-tippel.com/
- 駐車場:
- 有(無料)
高千穂峡(宮崎県)阿蘇から近く併せてまわりたい景勝地
国の名勝・天然記念物に指定された『高千穂峡』は、阿蘇山の噴火によって噴出した火砕流が川によって削られできた断崖が続く渓谷です。高さ80mほどの断崖が100mに渡って続く幻想的で独特の景色が広がっています。この渓谷は遊歩道を歩いて散策することができ、心も身体も癒される森林浴と絶景が楽しめます。
渓谷には日本の滝百選に選ばれた「真名井の滝」があり、遊歩道から見下ろす景色とボートに乗って見上げる渓谷は機会があれば一度は見ておきたい風景です。また、熊本側の阿蘇からもほど近くアクセスも良いので、阿蘇のドライブと併せて訪れたいスポットです。
- 所在地:
- 〒882-1103 宮崎県西臼杵郡高千穂町向山
- 駐車場:
- 複数有(無料/有料)
住吉海岸公園/長部田海床路
『長部田海床路』は、海苔養殖や貝漁のために1979年に建設された海に続く海床路です。潮の満ち引きによって海面から現れる路の姿と海に浮かんでいるように見える電柱が、映画のワンシーンのように絵になる風景で、多くの観光客に人気のスポットです。時間帯によって様々な表情楽しめますが、満潮前の水面が海床路にかかる頃がおすすめ。ぜひとっておきの一枚を撮影してみてください。
また、近くの『住吉海岸公園』には、島原や海が見渡せるカフェがあり、ドライブの休憩にピッタリ。提供されるアイスクリームのトッピングには、海苔や海ぶどうなどがあり、海辺のカフェならではの味が楽しめます。
- 所在地:
- 〒869-0401 熊本県宇土市住吉町3162–1
- 駐車場:
- 有(無料)
三角西港
「明治時代の産業革命遺産」として高く評価され、世界遺産に登録された『三角西港』。明治維新後の殖産興業が盛んな時期に、政府が招いたオランダ人水理工師によって設計された港で、当時のままの姿が残されている日本唯一の湾港史跡です。石積の埠頭や水路、西洋風の建物など、レトロでハイカラな雰囲気を楽しめます。
周辺には、明治天皇の即位50年を記念して作られた「龍驤館」や、海運倉庫を利用して作られたレストラン「西港明治館」、コロニアル様式のホテル「浦島屋」、「旧三角海運倉庫」を利用したカフェなどがあり、ドライブで一息入れるポイントとしてもおすすめです。
- 所在地:
- 〒869-3207 熊本県宇城市三角町三角浦
- TEL:
- 0964-53-0010
- 営業時間:
- 公園は24時間、各施設の営業時間は異なりますのでWEBサイト参照
- 駐車場:
- 有(無料)
海鮮家 福伸
天草で食事をするなら押さえておきたい『海鮮家 福伸』は、天草で採れた海の幸を使った料理がいただけます。九州本土と天草諸島を結ぶ松島橋の目の前に店を構え、その景色を眺めながら食事ができます。熟練の板前が振る舞う、刺身や海鮮ひつまぶし、海鮮丼などいずれも絶品。繊細で活きのいい旨味のある料理の数々をぜひ味わってみてください。
天草の﨑津集落および﨑津教会
天草諸島の南部に位置する『﨑津集落』は、禁教期において仏教、神道、キリスト教が共存し特有の信仰形態を育んだ集落です。2012年には国の重要文化的景観に指定され、2018年には、集落全体が世界遺産となりました。中でもゴシック様式の『﨑津教会』(見学には事前連絡が必要)は、集落のシンボルとして観光客や村の人々が多く訪れる場所。教会内は全国的にも珍しい畳敷きで、日本とキリスト教の文化の融合を感じられる空間です。海辺に建つその立地から、「海の教会」と呼ばれています。
- 所在地:
- 〒863-1204 熊本県天草市河浦町崎津
- 駐車場:
- 周辺に複数有(無料/有料)
レストランシンフォニー
崎津集落内、崎津教会のほど近くにある『レストランシンフォニー』は、地元の方に愛されるカジュアルなレストランです。こちらでは、崎津特産品のヒオウギ貝や地元の果樹園直送の野菜や果物など、厳選された地元の食材を使用した料理を提供しています。看板メニューは、ヒオウギ貝を使用した「崎津ペスカトーレ」。新鮮な海の旨味とトマトの酸味が絶妙な一品です。カジュアルなランチセットやコースディナーまでありますが、どれも丁寧に作られた味わい深いものばかりです。落ち着いた店内で、天草の旅の思い出と共にゆったりと過ごしたいお店です。
- 所在地:
- 〒863-1404 熊本県天草市河浦町崎津438
- 営業時間:
- 12時~14時
18時~21時
- 定休日:
- 水曜日・木曜日
- 駐車場:
- 近隣に複数有(無料/有料)
牛深町
天草を訪れたなら立ち寄りたい『牛深町』は、天草の最南端に位置する漁港の町です。天然の海産物だけでなく養殖も盛んな地域で、多くの海産物が全国へ出荷されています。しなやかに弧を描く姿が特徴的な、新熊本100景に選ばれた「牛深ハイヤ大橋」や、明治時代に操業していた海底炭鉱のレンガで組まれた坑口が今も海上に残る「烏帽子炭坑跡」は、ドライブだからこそ訪れたいおすすめの見どころです。
また、漁港で歌われる「ハイヤ民謡」に合わせて踊るハイヤ体験や、ダイビングなどのアクティビティも豊富です。
今回登場した車
スイフト HYBRID MZ
ボディーカラーは、バーニングレッドパールメタリック ブラック2トーンルーフ
取材雑記
熊本市内を起点に、阿蘇、天草周辺の広範囲を移動した今回の取材旅。山道ではキビキビと高速道路ではスムーズな走りを見せ、コンパクトな車体は市街地や海沿いの細い道も取り回しやすく、安心してドライブ/取材旅を楽しめました。
紹介したスポット以外にも見どころは沢山あります。
気になるスポットがあれば、ぜひ皆様も愛車で訪れてみてください。