SUZUKI 4X4 HISTORY
ジムニー JA12 /JA22 /JB32(1995年)
大革新ジムニー。JA12・JA22・JB32登場。
'05年で誕生以来35年を数えたジムニー史上、もっとも大きな節目を迎えたのが'95年。
誕生以来、ジムニーの足を支えたリーフリジットサスペンションに別れを告げ、4輪コイルリジッドサスペンションを新規採用したJA12とJA22、そして「ジムニーシエラ」JB32が登場する。
JA12は熟成の極みにあったF6A型エンジンを搭載してバンと幌モデルを設定、JA22は乗用車登録のワゴンタイプでF6A型エンジンと新開発のK6A型エンジンを搭載した。
K6A型エンジンはアルミエンジンブロックとDOHCヘッドが奢られた3気筒インタークーラーターボエンジンは最高出力64PS/6,500rpm、最大トルク10.5kg・m/3,500rpmを絞り出した。
サスレイアウトは前後とも3リンク式。フロントのリーディングアームとリアのトレーリングアームが、各々ラテラルロッドと組み合わされてアクスルを支持し、その路面追従性の高さが多くのファンに絶賛された。
「ジムニーシエラ」JB32もシャシー面のスペックは共通だが、最高出力85PS/6,000rpm、最大トルク10.8kg・m/3,000rpmを誇る16バルブヘッドのG13B型エンジンを搭載した。
主要諸元
[ JA12・XC 5MT ]
- エンジン型式:K6A型水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ
- 総排気量:658cc
- 最高出力:64PS/6,000rpm
- 最大トルク:10.5kg・m/3,500rpm
- ボア×ストローク:68.0mm×60.4mm
- サスペンション:3リンクリジットアクスル式半楕円リーフスプリング
- 全長×全幅×全高:3,295mm×1,395mm×1,680mm
- ホイールスペース:2,030mm
- トレッド(前/後):1,190mm/1,200mm
- 車両重量:890kg
- ・主要諸元につきましては代表的なグレードのものを表示しています
- ・最高出力・最大トルクにつきましては統一表記として「PS」「kg・m」を使用しています