SUZUKI 4X4 HISTORY

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ジムニー SJ10(1976年)

3気筒550㏄がもたらす目覚ましい動力性能。SJ10登場。

'76年5月に軽自動車規格の改正が行われ、SJ10が発表される。
エンジンは従来の2気筒サイクル359㏄のL50型をベースに、3気筒539㏄としたLJ50型へ。
最高出力はLJ20型の最終モデルと同値の26PS/4,500rpmながら180ccの排気量アップはトルクの大幅な向上に貢献。
ジムニーは格段に乗りやすいクルマとなった。
当初、SJ10は先代のLJ20F型とまったく同じボディを使用していたが、'77年にはトレッドの拡大に合わせて前後フェンダーを拡大した2型が登場。
同時に燃料タンク容量も26Lから40Lへと大きくして、排気量拡大に伴いロングツーリングを楽しむようになったユーザーの要望に応えた。
さらに翌年には、ヘッドライト位置を下げ、若干顔付きの変わった3型が。
'79年にはバンパーが黒くなりシャープな表情となった4型へと発展する。

主要諸元

  • エンジン型式:LJ50型水冷2サイクル直列3気筒
  • 総排気量:539cc
  • 最高出力:26PS/4,500rpm
  • 最大トルク:5.3kg・m/3,000rpm
  • ボア×ストローク:61.0mm×61.5mm
  • サスペンション:リジットアクスル式半楕円リーフスプリング
  • 全長×全幅×全高:3,170mm×1,295mm×1,845mm
  • ホイールスペース:1,930mm
  • トレッド(前/後):1,090mm/1,100mm
  • 車両重量:675kg
  • ・主要諸元につきましては代表的なグレードのものを表示しています
  • ・最高出力・最大トルクにつきましては統一表記として「PS」「kg・m」を使用しています