SUZUKI 4X4 HISTORY

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ジムニー SJ20(1977年)

800ccエンジン搭載。ジムニー8登場

軽自動車ならではの低維持費により実用車としての人気も高かったジムニーだが、やはり純粋なオフロード車としての人気も確固たる基盤だった。
そうしたユーザーたちの支持を受けたのが、'77年にデビューしたSJ20。
併行して販売されたSJ10型ジムニーに対して、こちらはジムニー8(エイト)と命名された。
その魅力の核はスズキとしては初となる4サイクルの直列4気筒SOHCエンジン。
その最高出力は41PS/5,500rpm、最大トルクは6.1kg・m/3,500rpmと動力性能の高さを期待させてあまりあるスペックだった。
車両重量はSJ10より約60kg重かったがそれをものともしない加速の良さを披露、オフロードでの粘りある走りも美点として挙げられた。

主要諸元

  • エンジン型式:F8A型水冷4サイクル直列4気筒
  • 総排気量:797cc
  • 最高出力:41PS/5,500rpm
  • 最大トルク:6.1kg・m/3,500rpm
  • ボア×ストローク:62.0mm×66.0mm
  • サスペンション:リジットアクスル式半楕円リーフスプリング
  • 全長×全幅×全高:3,170mm×1,395mm×1,845mm
  • ホイールスペース:1,930mm
  • トレッド(前/後):1,190mm/1,200mm
  • 車両重量:715kg
  • ・主要諸元につきましては代表的なグレードのものを表示しています
  • ・最高出力・最大トルクにつきましては統一表記として「PS」「kg・m」を使用しています