SUZUKI 4X4 HISTORY

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ジムニー SJ40(1982年)

1,000ccエンジンを搭載して登場。SJ40。

SJ30がセンセーショナルなデビューを飾った翌年、同じシャシー&ボディーに970㏄のF10A型エンジンを搭載するモデルが加わる。
ジムニー8の後継に位置づけられるSJ40だ。
ジムニー8と同じくSJ40も本来は輸出向けに設定されたモデルだったが、ファンの多くの要望に応えるために国内でも発売された。
また、最高出力52PS/5,000rpm、最大トルク8.2kg・m/3,500rpmを絞り出す F10A型エンジンは単に排気量に余裕があるだけでなく、高回転域でのレスポンスに優れるスポーティーな特性も併せ持っていたため、走りそのものがSJ40のステータスと捉えられるようにもなった。
また、派生機種としてロングホイールベースのピックアップタイプの1000DTが発売された。
ジムニーの長い歴史の中でも、貴重なレアモデルだ。

主要諸元

  • エンジン型式:F10A型水冷4サイクル直列4気筒
  • 総排気量:970cc
  • 最高出力:52PS/5,000rpm
  • 最大トルク:8.2kg・m/3,500rpm
  • ボア×ストローク:65.5mm×72.0mm
  • サスペンション:リジットアクスル式半楕円リーフスプリング
  • 全長×全幅×全高:3,355mm×1,465mm×1,680mm
  • ホイールスペース:2,030mm
  • トレッド(前/後):1,210mm/1,220mm
  • 車両重量:805kg
  • ・主要諸元につきましては代表的なグレードのものを表示しています
  • ・最高出力・最大トルクにつきましては統一表記として「PS」「kg・m」を使用しています