SUZUKI 4X4 HISTORY

TOPに戻る

エスクード TA02/TD02/TA52/TD52(1997年)

初のフルモデルチェンジで高次元のハンドリングを追求。

デビューから9年を経て、エスクードは初のフルモデルチェンジを迎える。
既存カテゴリーのクロスオーバー化が進む市場に合わせて、エスクードも優れた悪路走破性はそのままにオンロード性能の充実が図られた。
サスペンションの変更が行われ、リアはセンターアーム式から5リンクリジッド式になってサスペンション剛性が大幅に向上。
ステアリング形式はラック&ピニオンとなって、ダイレクト感のあるハンドリングを実現した。
大きな舵角を与えたときのスタビリティには評価が高かった。
翌'98年には2.5L V6のH25A型エンジンと2.0LディーゼルターボのRF型エンジンを5ドアモデルに追加。
2.5L V6モデルは車重1,390㎏に最高出力は余裕の160馬力と、高いパフォーマンスを獲得。
トレッドの拡大とあいまって余裕ある走りと走行安定性が高まることになった。

主要諸元

[ TD52W 2000JM 4AT ]

  • エンジン型式:J20A型水冷4サイクル直列4気筒
  • 総排気量:1,955cc
  • 最高出力:140PS/6,500rpm
  • 最大トルク:19.0kg・m/4,000rpm
  • ボア×ストローク:84.0mm×90.0mm
  • サスペンション:(前)マクファーソンストラット式コイルスプリング
    (後)5リンクリジットアクスル式コイルスプリング
  • 全長×全幅×全高:4,090mm×1,695mm×1,685mm
  • ホイールスペース:2,480mm
  • トレッド(前/後):1,460mm/1,460mm
  • 車両重量:1,330kg
  • ・主要諸元につきましては代表的なグレードのものを表示しています
  • ・最高出力・最大トルクにつきましては統一表記として「PS」「kg・m」を使用しています