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公益財団法人スズキ財団

スズキは、1980年より公益財団法人スズキ財団を通じて、研究者の科学技術研究に対する助成活動を行っています。

理 念

今日、自動車産業は、エネルギー、地球温暖化、交通事故などの社会問題が深刻化する中で、省エネルギー、環境負荷低減、運転自動化など時代の要請に応えるべく、更なる飛躍の時期を迎えようとしています。このような状況の中で、小型自動車産業も国民のニーズに対応すべく、さらに一層の努力を続けていく必要があると考えております。そのためには関連する機械工業のより一層の高度な発展と、優秀な技術者の確保が何よりも大切です。そこで、機械工業の技術開発に関する援助・助成と、これらの分野に携わろうと意欲を燃やす若い人々に対する奨励援助を行うため、スズキ財団は、経済産業省ならびに各方面のご指導とご協力により設立され、活動を続けております。(スズキ財団は、1980年にスズキ(株)の創立60周年の記念事業として、関連企業とともに基金を寄託して設立され、平成23年4月1日、公益財団法人スズキ財団として新たなスタートを切ることとなりました。)

財団の活動

基礎的・独創的研究に対する助成

環境や情報、制御、材料、医療関連などの技術に関する基礎的・独創的研究に対し、社会発展の基礎を築く研究に助成を行います。これまでに全国の大学・高専・研究機関の研究者1,003人に、13億3,731万円(2018年4月1日現在)の研究助成を行い、科学技術の基礎研究発展に貢献しています。

課題提案型研究に対する助成

地球環境の保全やエネルギー資源節約、運転自動化等、早急に取り組まなければならない課題に対し、研究者が知恵を集結し解決を目指す研究テーマに助成を行います。平成15年度より助成を開始し、これまでに「自動運転車と人間の相互理解に基づく協調型自動運転技術」等の25件の研究に対し、2億4,782万円(2018年4月1日現在)の助成を行っています。

研究成果普及助成及び研究者海外研修助成

科学技術分野の基礎的・独創的研究成果の更なる充実・発展を目的として、国内外で行われるシンポジウム・会議等の開催、或は海外で開催されるシンポジウム・会議への出席等にかかる経費の一部を助成しています。これまでに537件、1億5,890万円(2018年4月1日現在)の助成を行っています。

海外からの研究留学者に対する助成

静岡大学とハンガリーのブダペスト工科経済大学の2大学間研究者交流協定に基づき、2大学とスズキ財団がタイアップして、平成11年度から行っている事業です。これまでにブダペスト工科経済大学から16人の研究者が研究留学を行いました。

海外自動車研修センターへの助成

平成28年度よりインドのグジャラート州内に設立された国際自動車センター機構(i-ACE)に対する自動車の設計、製造、サービスに関する研修のための機材・設備を助成しています。

インターアカデミアへの支援

ヨーロッパの8大学と静岡大学が、国際交流活動を行うために、学生と教職員の研究発表を中心にソーシャルプログラムを用いた国際会議(インターアカデミア)を行っています。スズキ財団はそうした活動にも積極的な支援を行っています。

総資産、助成件数と助成金額

  • 総資産(2018年3月31日):123億5,371万円
  • 2017年度助成件数:65件(2018年4月1日までの累計:1,581件)
  • 2017年度助成金額:10,041万円(2018年4月1日までの累計:18億1,701万円)

公益信託進化学振興木村資生(もとお)基金への支援

病気の原因を解明し健康保持に努めて、楽しく豊かな生活をおくることは、人々の願いでもあります。進化学の研究部門でノーベル賞候補にまでなった、故木村資生博士の研究業績をたたえて、2004年12月、スズキの基金寄附によって「公益信託進化学振興木村資生基金」が設立されました。この基金では、遺伝学分野の研究を行い、大きな研究功績を残された方の顕彰を行っています。

公益財団法人スズキ教育文化財団

スズキは、2000年よりスズキ教育文化財団を通じ、静岡県内にて青少年の健全育成に寄与するための助成活動を行っています。同財団は、スズキ創立80周年記念事業として、スズキグループが基金の全額を寄託して設立した公益法人です。

財団の活動

高校生・大学生への奨学金給付

静岡県内の高校生及び静岡県内の高等学校を卒業した大学生で、向学心がありながら経済的な理由で学業に専念できない方に、返済不要の奨学金を支給しています。2017年度は、高校生57人、大学生15人に総額2,268万円の奨学援助を行いました。

静岡文化芸術大学への奨学金補助

社会に貢献できる人材を育成し、浜松地域の発展に寄与することを目的としている「静岡文化芸術大学スズキ奨学基金」が行う奨学事業に対する一部補助を行っています。
2017年度は、150万円の補助を行い、同基金が行う奨学事業を通じて、静岡県内の向学心のある大学生を支援しています。

日系人学校「ムンド・デ・アレグリア学校」に経営支援

外国人学校支援事業として、外国籍の子どもたちに対する学習支援として、静岡県より学校法人の認可を受けている南米系外国人学校「ムンド・デ・アレグリア学校」(浜松市西区雄踏町、生徒数:幼稚園児から高校生まで288人(ブラジル系251人、ペルー系37人)に資金援助を行っています。
1990年日本の労働力を補うために入国管理法が緩和され、多くの南米系日系人労働者が浜松市を中心に住むことになりました。
「ムンド・デ・アレグリア学校」(浜松市西区雄踏町)は、この労働者の子供たちの学校です。2003年個人資金により設立、スズキを含む地元企業60社が支援を行ってきました。
2017年度は、300万円の資金援助を行い、「母国語で学習を積み上げ、日本語習得、そして日本の文化・習慣を学ぶことで日本社会に共生できる人材育成」を目指す同校を支援しています。

これまでの助成実績(2018年3月31日現在)

  • 奨学金給付 348名 (2億7,516万円)
  • 静岡文化芸術大学奨学金補助 7件 (1,080万円)
  • 外国人学校支援 6件 (9,250万円)

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