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販売会社の取り組み

スズキは連結子会社を含めたグループで環境管理を実施しています。販売会社は、事業所内の省エネ活動やエコドライブの推進などを通じてCO排出量の削減に取り組み、各種リサイクルシステムの窓口として使用済み商品の資源の有効利用に取り組んでいます。また、地域の清掃活動や環境イベントに協力し環境保全に取り組んでいます。

CO排出量の削減

スズキグループ国内非製造子会社の省エネ活動

スズキグループの販売会社と非製造会社では、グループ統一の省エネ目標「地球温暖化の抑制に向け、節電や省エネ設備の導入などによる省エネ活動を積極的に推進する」を掲げ、各社で具体的な省エネ活動や、地域単位での環境貢献活動を積極的に進めています。

目標

  1. 地球温暖化の抑制に向け、節電や省エネ設備の導入などによる省エネ活動を積極的に推進する
  • ※販売会社:(株)スズキ自販東京、(株)スズキ二輪、(株)スズキマリンなど55社
    非製造会社:スズキ輸送梱包(株)、(株)スズキビジネス、(株)スズキエンジニアリングなど6社

資源の有効利用

四輪車

国内のリサイクル法の取り組み

自動車リサイクル法の取り組み

2005年1月に施行された自動車リサイクル法※1に従って、使用済み自動車より発生するシュレッダーダスト(ASR※2)・エアバッグ類・フロン類の三品目を引き取り、再資源化等を行っています。
2017年度(2017年4月〜2018年3月)は次の通り実施しました。

ASRの引き取りと再資源化

ASR再資源化率は98.1%で、2015年度以降の法定基準値「70%以上」を2008年度より継続して達成しています。また、車両換算したリサイクル実効率は99.6%※3を達成しています。

ASRの引き取りと再資源化は、日産自動車(株)、マツダ(株)、三菱自動車工業(株)をはじめとする自動車メーカー等13社(2018年3月31日現在)で結成した自動車破砕残さリサイクル促進チーム「ART※4」を通じて、法規要件の遵守、適正処理、再資源化率の向上、処理費用の低減を目標に全国のリサイクル事業者と連携しつつ取り組んでいます。

ASR再資源化率とリサイクル実効率の推移(2010年度~2017年度)

エアバッグ類・フロン類の引き取りと再資源化等

エアバッグ類再資源化率は93.8%で法定基準値「85%以上」を2004年度より継続して達成しています。フロン類は90,562.1kgを引き取り、破壊しました。
エアバッグ類の引き取りと再資源化、及びフロン類の引き取りと破壊は、全メーカー等と共同で「一般社団法人自動車再資源化協力機構」を設立し、全国のリサイクル事業者と連携しつつ取り組んでいます。
今後も、使用済み自動車のリサイクルを一層推進するため、リサイクルが容易な製品造り、省資源化と資源の有効利用、廃棄物の削減、リサイクル費用の低減、安定的なリサイクル体制の構築に向け、継続して取り組んでいきます。

  • ※1 自動車リサイクル法:正式名称 使用済み自動車の再資源化等に関する法律
  • ※2 Automobile Shredder Residue:自動車破砕残さ
  • ※3 解体・シュレッダー工程までで再資源化される比率約83%(2003/5合同会議報告書より引用)に残りのASR比率17%×ASR再資源化率97%を合算して算出
  • ※4 Automobile shredder residue Recycling promotion Teamの略

自動車リサイクルに関する取り組みや再資源化等の実績状況は、下記HPをご覧ください。

https://www.suzuki.co.jp/about/csr/recycle/index.html

海外のリサイクルの取り組み

EUでは、「使用済み自動車(ELV : End-of-Life Vehicle)に関する指令(ELV指令:2000/53/EC)」に基づき、各国の法規や実情に合わせて廃車やバッテリー等の回収・リサイクルを推進しています。
また、自動車メーカーが共同で構築した国際解体情報システムIDIS(International Dismantling Information System)を通じて新型自動車の解体情報をタイムリーに処理業者へ提供しています。
EUの「リサイクル可能率等による車両認証に関する指令(RRR指令:2005/64/EC)」では、リサイクル可能率95%以上を達成することが自動車の型式認証要件となっています。本指令の要求事項を満足させるため、材料データ収集や環境負荷物質確認等のシステムや体制について権限のある機関の監査を受け、2008年8月に適合証明(COCom : Certificate of Compliance)を取得し、欧州で販売する全ての車についてRRR指令の認可を取得しました。その後、改訂欧州RRR指令(2009/1/EC)に基づき権限のある機関の監査を受け、新適合証明(新COCom)を2011年10月に取得、2013年10月、2015年10月、2017年10月に更新し、新型車から改訂欧州RRR指令の認可を取得しています。

リサイクルの自主取り組み

バンパーリサイクルの取り組み

資源の有効利用のため、代理店で修理交換時に発生する使用済みバンパーの回収・リサイクルを進めています。
当初はバンパー形状のまま代理店から回収していましたが、2000年以降は全国の代理店(一部の代理店を除く) にバンパー破砕機を設置し、バンパーを破砕して回収しています。さらに2012年度にバンパー破砕機を新設・増設しました。これによりバンパー輸送時の容積は6分の1となり、効率の良い運搬を行うことで物流に係るCO₂排出量を削減しました。
現在、回収したバンパーは、フューエルフィラーホースカバー、サイドデッキインシュレーターカバーの他、バッテリーホルダー、エンジンアンダーカバー、へッドレスト等の自動車部品にリサイクルしています。
2017年度の回収バンパー本数は、68,240本で前年度実績から13%増加しました。

リサイクル材を使用した部品の例 キャリイ フューエルフィラーホースカバー キャリイ サイドデッキ インシュレーターカバー

バッテリーリサイクル

国内の「使用済リチウムイオンバッテリー」の回収・リサイクル

ワゴンRをはじめ、新型スペーシア、アルト、ハスラー、ソリオ、スイフト、新型クロスビー等に採用されている低燃費化技術エネチャージ、S-エネチャージ、マイルドハイブリッド、ハイブリッド にはリチウムイオンバッテリーが採用されています。
スズキは、リチウムイオンバッテリー搭載車の廃棄時、使用済リチウムイオンバッテリーを回収し、適正処理するための回収システムを構築して使用済バッテリーのリサイクルに取り組んでおり、2017年度までに1,610個を回収しました。
「使用済リチウムイオンバッテリー」の回収・リサイクルの詳細については、下記HPをご覧ください。

https://www.suzuki.co.jp/about/csr/recycle/battery/index.html

欧州の「使用済リチウムイオンバッテリー」の回収・リサイクル

2016年4月に欧州においてリチウムイオンバッテリーを採用したマイルドハイブリッドシステム「SHVS」を搭載したバレーノを発売し、続けてイグニス、スイフトも発売しました。
EUの「使用済みバッテリーに関する指令(2006/66/EC)」、各国の法規や実情に合わせて使用済リチウムイオンバッテリー回収ネットワーク作りを推進しています。

補修用リビルト部品(再生部品)

資源の有効利用とお客様の経済的負担軽減のため、オートマチックトランスミッション、CVTのリビルト部品の取り扱いを行っています。

  • ※リビルト部品は、交換修理の際に取り外された部品を回収し、消耗・故障部分の交換および完成検査を行って再生した部品です。

二輪車

「二輪車リサイクル自主取り組み」について

廃棄二輪車の適正な処理と資源化を目的に、国内二輪車メーカー4社及び輸入事業者12社とともに2004年10月から「二輪車リサイクルシステム」を自主的に運用しています。また、2011年10月から、廃棄時無料引取を開始しています。
使用済み二輪車はユーザーの利便性を考慮して全国の「廃棄二輪車取扱店」や「指定取引窓口」で引き取っています。その後、 全国14箇所の「処理・リサイクル施設」に収集され、解体・破砕・選別を行い、可能なものはリサイクル素材として再利用され、廃棄物については適正処分されます。
2017年度スズキのリサイクル率は重量ベースで98.0%となり、リサイクル率95%の目標を達成しています。

詳細は下記の各ホームページをご覧ください。

スズキ 二輪車リサイクル自主取り組みについて(詳細)
http://www1.suzuki.co.jp/motor/recycle/index.html

公益財団法人 自動車リサイクル促進センター
(二輪車リサイクルについて)
http://www.jarc.or.jp/motorcycle/

スズキ二輪車製品のリサイクル率推移(2010年度~2017年度)

船外機

「FRP船リサイクル自主取り組み」について

一般社団法人 日本マリン事業協会が自主的に取り組む「FRP船リサイクルシステム」に主要製造事業者6社とともに積極的に参画をしています。
高強度で大きい、寿命が長い、全国に広く薄く分布する等の製品特性に因る不適切な廃船処理を防止し、希望するユーザーの廃船処理を容易にするため「FRP船リサイクルシステム」は2007年から全国展開をしています。FRP船リサイクルシステムは、指定引取場所に収集された廃FRP船を粗解体した後、FRP破材を中間処理場に輸送し、破砕・選別等を行い、最終的にセメント焼成することによりリサイクル(マテリアル・サーマルリサイクル)を行うものです。
本システムは国土交通省の実証実験で検証されており、FRP船の収集・解体・破砕を広域的に行うことにより、低コストでリサイクルシステムを実現しています。

※FRP(ガラス繊維強化プラスチック)

詳細は下記の各ホームページをご覧ください。

スズキFRP船リサイクルシステム自主取り組みについて
http://www1.suzuki.co.jp/marine/marinelife/recycle/index.html

一般社団法人日本マリン事業協会 FRP船リサイクル事業
http://www.marine-jbia.or.jp/recycle/index.html

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