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「昔より電気代が高い」と感じるのはなぜ? 電気料金の中身を考えてみた
最近、「電気代が高くなったな」と感じることはありませんか?
昔と比べて、特別に電気をたくさん使っているわけではないのに、請求書を見ると「こんなにするの?」と思うことがあります。
そこで、改めて電気料金の中身を調べてみました。
すると、単純に「電気を作るための費用が高くなった」というだけではないことが分かります。
電気料金には、発電にかかる費用だけではなく、燃料価格や為替の影響、送電設備の維持費、そして「再エネ賦課金」など、さまざまな費用が含まれています。
特に気になったのが「再エネ賦課金」です。
これは、太陽光発電などの再生可能エネルギーを普及させるための制度で、電気を使う私たちが電気料金の一部として負担しています。
2026年度は1kWhあたり4.18円。
例えば月に400kWh使えば、再エネ賦課金だけで約1,672円になります。
もちろん、これは必要な制度なのかもしれません。
再生可能エネルギーを増やしていくことには、エネルギーの安定確保や環境問題など、いろいろな意味があります。
ただ、消費者の立場からすると、
「電気代が高い」
と思っている中に、こうした負担も含まれていることは知っておきたいところです。
さらに電気料金には消費税もかかります。
つまり、電気を作るための費用が上がれば電気料金が上がり、それに伴って消費税の負担も増える。
そして、電気を使えば使うほど再エネ賦課金も増える。
こうして考えると、昔と今では「電気料金の中身」そのものが変わってきているんですね。
EVを販売する立場として考えること
私は普段、自動車販売の仕事をしています。
最近はEVについて勉強する機会も増えています。
EVの大きなメリットの一つは、ガソリンを使わず、電気で走ることです。
「ガソリン代がかからなくなるなら、燃料代が安くなるのでは?」
そう考えるのは当然だと思います。
実際、EVはエネルギー効率が高く、使い方によっては走行にかかるエネルギーコストを抑えられる可能性があります。
ただし、
「電気はタダではない」
という当たり前のことも忘れてはいけません。
電気にも発電するための燃料費があり、送電するための設備があり、さまざまな制度上の負担があります。
だからこそ、EVをおすすめするときも、
「ガソリン代がなくなるからお得ですよ」
だけではなく、
「ご家庭の電気使用量や電気料金プラン、充電方法まで含めて考えることが大切です」
とお伝えしたいと思っています。
これから車の「燃料」はどう変わっていくのか
ガソリン車からEVへ。
自動車の燃料は大きく変わろうとしています。
しかし、エネルギーそのものが無料になるわけではありません。
ガソリンにはガソリンの税金や価格変動があり、電気には電気の料金や公的な負担があります。
だから私は、EVかガソリン車かという単純な比較ではなく、
「自分の生活スタイルには、どの車が一番合っているのか」
という視点が大切だと思います。
これからEVが普及していけば、家庭で車を充電する人も増えていくでしょう。
そのときに、「電気料金は何で決まっているのか?」を知っておくことも、車選びの一つの知識になるのではないでしょうか。
普段何気なく支払っている電気料金。
一度、その請求書の中身をじっくり見てみると、意外といろいろなものが含まれていることに気づきます。
「電気代が高い」
そう感じたときこそ、その理由を知ってみる。
私自身も今回調べてみて、改めて考えさせられました。
