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【お教えします!】このスイッチなんだ?
いつもスズキアリーナ大河原のブログをご覧いただき
誠にありがとうございます
突然ですが、このスイッチに見覚えはありませんか?
車が滑っているようにも見えます。
ドリフトモードか何か…?
そんな過激なシステム、スズキの車にあったかな…
こんなことを考えた方も少なくないと思います!
何のスイッチか確かめる為にまずは押してみることにします。
(スイッチを押したくなるのは人間の性です)
1秒長押しでも反応がありません。
2秒…3秒…\ピー!/
突然大きな音が鳴りました
それと同時に3つの警告灯が点灯しました
そうです、このスイッチは
ESP(Electronic Stability Program)※ESPはDaimler AGの登録商標です。
のものです
簡単に言えば横滑り防止装置です。
ドリフトモードではありません
スリップした際などに、コンピューターが必要に応じて
タイヤ1輪ずつブレーキをかけたり、エンジンの出力を抑制する
といったはたらきをしてくれます
ちなみに、さきほどのメーター画像では3つの警告灯が点灯していますが、
それにも意味があります。
左から車線逸脱警報装置、先述のESP、衝突被害軽減ブレーキ
がオフになっていることを表しています。
つまり、ESPのスイッチをオフにすると
衝突被害軽減ブレーキなどの安全装備も全てオフになります
平成24年10月(軽自動車は平成26年10月)から
生産された新車には搭載が義務化されています
そんなに大事な装置なら何で
わざわざオフにするスイッチがあるのだろう
そうですスポーツ走行向けなんです
電子制御をオフにして(完全には出来ません)
お車を操縦したいという方にはオススメです
※危険ですのでサーキットなどのクローズドコースでお願いします。
サーキットなんか行かないよ!オフスイッチがあるだけ危ないよ!
そんな方がほとんどだと思います
実はこのスイッチにはもう一つ使い道があるんです
それはぬかるみなどから脱出する時です
エンジン出力を抑制する機能もあるので
タイヤが空転した際に駆動力が無くなってしまいます。
そんな時にESPをオフにすれば脱出しやすくなります
普段の運転で使うことはほとんど無いので
基本的には触らないようにしておくのがベストです
ちなみにスイッチをオフにする時は
3秒間長押しをしないと出来ないので
間違えてオフにするということはほぼ無いのでご安心ください
スズキの車ではこの他にも安全装備がたくさんありますので
ぜひご来店お待ちしております
以上、お車のスイッチに関してでした