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※9【ご質問調査室】法定点検ってやらないといけないの?
こんにちは
スズキアリーナ中津川です
いつもブログを見ていただきましてありがとう
ございます
本日はお客様からいただくよくあるご質問を調べてみたの巻
お題『法定点検ってやらないといけないの 』
調べてみました
このブログは担当のうんちく小話を
ひたすら語っていく内容となっております。
途中で眠気が襲ってきたらぐっすり眠ってください
みなさんは点検はどの周期で受けてらっしゃいますか?
『ディーラーで購入された方は半年ごとに案内が来るのでその度に受けてる』
とか、
『メンテナンスパックに加入してるから
その点検周期に合わせて半年ごと』
とか、中には
『あんまり乗らないし車検しか受けてないよ』
『点検は自分でやれるし車検だけお願い』
等いろいろかと思います。
ではそもそも法律ではどのようになっているのでしょうか。
Q.法定点検ってなんなの
A.法律(道路運送車両法)で定められている
車の使用者が定期的に行わなければならない車の点検整備です。
Q.法定点検は受けなければいけないの
A.車の使用者の義務となります。
また目視による日常点検も義務となっております。
道路運送車両法に記載がございます。
☟道路運送車両法を一部抜粋☟
(使用者の点検及び整備の義務)
自動車の使用者は、自動車の点検をし、および必要に応じ整備をすることにより、
当該自動車を保安基準に適合するように維持しなければならない。
(日常点検整備)
第四十七条の二 自動車の使用者は、自動車の走行距離、運行時の状態等から判断した適切な時期に、
国土交通省令で定める技術上の基準により、灯火装置の点灯、制動装置の作動その他の日常的に点検すべき
事項について、目視等により自動車を点検しなければならない。
(定期点検整備)
第四十八条 自動車の使用者は、それぞれ当該各号に掲げる期間ごとに、点検及び自動車の種別、
用途等に応じ国土交通省令で定める技術上の基準により自動車を点検しなければならない。
一 省略
二 省略
三 前二号に掲げる自動車以外の自動車 一年
Q.法点点検はいつやればいいの
A.周期としては1年ごととなります。
車検、もしくは新車の登録から数えて12ヶ月ごとになります。
ここで注意したいのが2年ごとの車検とは別物だということです。
自家用車(普通車・軽自動車)の場合、 12ヶ月点検(1年点検)と、
24ヶ月点検(2年点検)があります。
Q.点検の時期はどこで確認するの
A.フロントウィンドウ左上側に貼られた丸いものが
法定点検の『点検整備済ステッカー』となります。
展示車のソリオの場合。
車検の期限は令和10年1月となっておりますが、
点検ステッカーの期限は令和8年1月です。
Q.24ヶ月点検ってなに
車検とは違うの
A.車検は検査のことをいいます。
「道路運送車両の保安基準」に適合しているかを見ています。
ここで重要なのが検査(車検)と同時に行われる点検整備は別物だということです。
☟こちらにわかりやすく記載されてます。☟
実際は検査(車検)と24ヶ月点検のタイミングが重なっていることで、
同時に行われるのが一般的になっています。
Q.24ヶ月点検と12ヶ月点検の内容はちがうの
A.検査項目の数が違います。
24ヶ月点検→60項目(12ヶ月点検の内容含む)
12ヶ月点検→29項目
お車は1年経過すれば何かしらの変化はございます。
例えば冷却水の漏れがあったとして1年放置した場合に、
エンジンまでダメージを負い大きな出費に繋がることも
こざいます。
法定点検を定期的に受けていただくことで、
大きな修理に繋がるのを未然に防ぎます。
☟ご参考ページ☟
Q.12ヶ月点検に車検みたいな期限はあるの
A.前回法定点検を受けてから目安としまして12ヶ月後の月中に受けて
いただければ大丈夫です。それは点検ステッカーに記載されています。
点検ステッカーはフロント窓ガラスの左上にある丸いステッカーが
それにあたります。
Q.期限が切れると罰則はある
罰則についてはございません。
しかしながら期限切れの点検済みステッカーを貼り付けたまま
走行すると保安基準違反となります。
点検済みステッカー(ダイヤルステッカー)にも
記載がございます。
Q.法定点検を受けないデメリットは
A.新車保証が受けられないケースがございます。
☟保証書の記載☟
いかがでしたでしょうか
法定点検は自分の身を守るのと同時に、周りの方を事故に
巻き込まないようにする意味合いもございます。
今一度、正しい認識の元で安心安全な
カーライフをお願いいたします